すごいぞ てくもべやにはいれるよ!

マカロニそうれん荘

 午後起床にて千葉のヨドバシへ。京ポン発売直後の頃、どの店でも品切れ&次回入荷未定だったのにフラっと入ったこの店で買えてしまった印象が強かったので。が、やはりW-ZERO3は品切れ&次回入荷未定。んで、よく視ると
「当店では予約も受け付けておりません」
という張り紙。ああ、そういうコトか。きっと京ポンの時もそうだったのだろう。たまたま入荷があった時にボクが見つけたんだな、きっと。マメにチェックできる店なら予約受付なしってとても有り難いかも。でも今のオレには無理だ。

 別の店で「年内入荷はもうありません」とすら言われてたんで、いっそ京ポン2に機種変でもしてしまおうかとすら思った。しかし展示品を比較するにつけ、やはりW-ZERO3の大きなディスプレイは魅力であると再認識。大人しく普通に入手できる日を待つことにする。

 当ても無く総武線各駅に乗車。まだ15時前だったが、船橋で京成に乗り換えて帰宅しようか、このまま都内へ行こうか悩む。悩んでいるウチに熟睡。起きたら新宿。取り合えず東口方面へ。いつにも増して若いカップルの熱気が異様だな、と思ったらクリスマスが近いことに初めて気づいた。異教徒面丸出し供がナニを祝うか。

突然ですが
〜本日の出で立ち〜
メインアイテムはゴルチエの踝丈超ロングコート(黒)。これの着方は一歩間違うとマトリックスになってしまうので注意が必要だ。と、以前ネオ扱いされてから常々感じていた。

 結局前身黒系になってしまうのは仕方ないとして、レンズの黒くない&鋭角的なフォルムでないサングラスをすることでロック兄ちゃん系へ回避することが可能だと解った。インナーをロック系のTシャツ(ヘヴィメタのジャケイラみたいなのではないので念のため。今日はヒステリックグラマーを着てみました)等にすることで更にネオ風味が消せる。

 これに、バーバリー・ブラックレーベルのパンツ(ポケットのマチ部分だけ例のチェックが入っており、パっと視はわからない)で若干のミーハー臭さを出しつつバンカーのハイソールスニーカーでキメ。アクセントにヴィヴィアンのアーマー&ナックル・ダスターリング、で完璧に何系の人だか判らないコーディネイトの出来上がり。

 電車に乗れば足を投げ出して坐ってた兄ちゃんが坐り直したり、人の多い新宿でも向こうから来た人が勝手に避けてくれたりして非常に便利です。ってか、結局アヤシイ風貌ってコトか。。。

 ゴルチエのショップを覗いたら今年もなかなか格好良いコートが出てた。今日着てたのもそうだし、通勤で着てる脛丈のもそう。兎に角ここのはロングコートが非常にイイ。でも今回は物欲メーターを振り切られる程ではなかったので買わず。どうせまた10万コースだから買ったらその後の生活が大変だしぃ。

 ヨウジヤマモト関係(Y’sとYohji Yamamoto)のショップも視た。微妙にグっときたが、今日の格好を考えると入っていけず。ボクにとっての買い物・・・殊に服を買う場合に於いては店員との真剣勝負だと思っているので、一寸でも隙のある場合はしない事がベターな選択なのである。

 駅迄歩きつつ(自分のことは完全棚上げで)ファッションチェック。新宿という土地柄のせいか、微妙なダサカップルが多かった気がした。勿論、中にはグっとくるコーディネイトやヴィジュアルの娘もチラホラいましたけど。

 ナイスなメガネっ娘を発見。一応ランバ・ラル気取りで
「いい眼鏡をしているな」
と心の中で呟いてみたりして。んで、
「見事だな。しかし娘、自分の力で勝ったのではないぞ。そのメガネの性能のおかげだという事を忘れるな」
「ま、負け惜しみを」
こんな出会いってないモンかね、と思う30歳。

 帰宅中はやっぱりペーエスペー。カンが戻ってきたんでボンバーマンの最高得点(2千万点)にして最難関のデゼニマン出すのも余裕になってきたっぽい、進化する30歳。

 何気にプレイしていたテクモの名作『つっぱり大相撲』を。寺尾が関与してた『寺尾のどすこい大相撲』はジャレコですから。ずっと勝ち越しでは来たものの、どうしても十勝できず「お前は大徹(元祖モミアゲ。デーモン小暮のANNでフィーチャーされたが世間的にはブレイクしなかった、最高でも九勝六敗の郷土力士)か!」と叱責の日々だったボクの山〇優(“田”が無かったんですよ)、前頭六枚目にしてやっと掴んだ幕下全勝優勝の好機を逃す。それでも十四勝一敗は上出来か。前頭筆頭に、昇進。電車内で我が事のように喜ぶ、30歳(しつこい)。

 ハタチを過ぎたあたりから有頂天や空手バカボンよりTHE WILLARD派になってしまった。やっとJUNさんの渋さを理解できるオトナになれたというコトか。関係ないが“JUNさん”と言う際に、一寸でも気を抜くと“ジュン・サンダース”と言ってしまいそうで、実に怖い。

 ジュン・サンダースってのは実写版『サインはV』で故:半分弱もとい范文雀さんが演じていたキャラです。プチシャネルズ風の顔グロ(死語)メイクで強引にハーフ設定を乗り切ってましたね。

 んで、JUNさんという際に間違わないように「サンダースじゃない方の」って言うコトにしてるんですが、この一言を言う時にも気を抜くと“サンダー杉山”(国際プロレスで活躍したレスラー。必殺技は雷電ドロップ東京五輪ではレスリング日本代表)と言ってしまいがちなんで更に怖い、どうもボクです。脳が溶けかかってるんで色んな事象が脳内リンクしまくって困ってマス大山カラテスクールって要は通信教育。

 いやホント、なんとかしたいんですよこの体質。「ハヤシもあるでよぉ」って言うシチュエーション(日常生活のどこでだ?)でも「ハヤシもアルデバランの必殺技はグレートホーン」とか聖闘士星矢ネタ言っちゃうワケですよ。


 いやぁ、歳はとりたくないね。ピーターパン症候群だってのはさておいて、実年齢が上がる度
「その歳で古い事よく知ってるよねぇ」
って感心され難くなるワケじゃん。基本的に中学あたりからさして知識は増えてないからキツくなる一方ですよ。あ、でも痴識が増えてるからいいのかしら。

 ってか、いつの間にかトシちゃん25歳より年上になってしまっていたんだなぁ。年明けちょっとで31。きんどーちゃん40歳迄あと9年と一寸か。あんな愉快なオトナになれるだろうか。