センツォン・トトチティンって言いにくい
にしてもEvanescenceのAmy Lee嬢はかわいいのぉ。
なんて思ってたが、よくよく視てると彼女に良く似たキャラが出てくるアニメがあったのを思い出した。
髪型も含めて全てが似てるよね。え?バンコラン?
目の周りだけだろ。まぁ全く似てないとは言わないけど、古いねどーも(でも『パタリロ!』は面白い)。因みにバンコランの生え際の形状だけなら『一休さん』の弥生さんの方が似てるよ。キリがないからあとはググってね。
つーコトで『Ergo Proxy』っス。
公式HPのTRAILER観て、慌てて鑑賞開始。
余談だが俺ずっと“エルゴ・プロキシー”だと思ってたんだけど、“エルゴプラクシー”だった。んで、まだ半分ちょいなんだけど、物凄い密度。ラストとか全然知らないけど、確かにたった23話で収められそうな勢いで話が進む。
しかも展開が強引じゃないし、
“これまでの流れを一旦止めて主人公が己の内面と向き合い自問自答”
的な部分に丸々1話使ってみせるなど、安易な切捨てはやっていない凄さ。・・・というか、主人公にこうした哲学的命題と対峙させて懊悩させてみるというのは、この作品の場合はタイトルがタイトルなので寧ろ当然かもね。
まぁそれでも全23話中の1話を割く度胸たるや、やっぱ凄ぇわ(全23話っつーと打ち切りになった超時空シリーズ第三弾『超時空騎団サザンクロス』と同じだけしかないってコトだからねw)。表層的なストーリー部分だけ追わせたって充分“作品”にできる筈なのに、敢えてこういう回をキッチリ設けるところに感心した。しかもその回の見せ方とかキャスティングとかも非常に効果的で好感が持てた。
んで、こーゆーの観ちゃうとやっぱ後悔するしかないんですよ。昨日のハナシともリンクするけど、大学ン時・・・ボクは(どういうワケか)文学部国文学科だったりしたので哲学は一般教養だったけど、もう一寸でいいから真面目に哲学の講義受けてりゃよかったなぁと、ね。一寸どころか毎回熟睡してたんですが。
大人になったら学校の勉強なんて全く役に立たないなんてのは嘘っぱちだ。そういうのは役に立たせどころを知らないダメな大人の言い訳でしかない。(代表的な科目としては)『数学』そのものを使う場面は皆無だけど、数学的思考なんてのは日常生活の中で知らず知らずのうちに使っていることは少なくない。
作業効率をあげるためのオペレーションを考えるなんてのはまさにこれだモンね。学問的なコトを言ってンじゃねぇだよ。例えば動画サイトから同一アーティスト系の動画ファイルを落としてリネームする場合、1ファイルずつリネームするよりアーティスト毎に一括リネームした方がよっぽど効率的(リネームソフトを使えるスキルはまた別のハナシだが)だって考えるでしょ、ってレヴェル。もっと言うと数学までいかなくても算数で充分ってコトでもあるかw
まぁ兎に角おもしれぇわ、この作品。リアルタイムで俺が鑑賞せざるを得ないぐらいに大盛り上がりしなかったのが不思議なぐらい。なんでだろ。内容的に似てるワケじゃないけど『TEXHNOLYZE』(テクノライズ)もそういやあんまし人気ないっぽいモンなぁ。
でもこっちは『TEXHNOLYZE』と違ってキャラデザとか、マスコットキャラ的な側面でピノを帯同させておくとか、一般ウケできるようにという工夫だってあるんだけどね(『TEXHNOLYZE』の場合はそういうのが無かったから俺は良かったとは思ってるけど)。つーか、ピノ役の矢島晶子さんの演技力の高さを改めて、なんつーかもーホント否応無く思い知らされるんです。
〜本日の鑑賞動画 於米帝某粗惡画質動画置場〜
以前紹介したRougue Traders(ローグ・トレーダーズ)のヴォーカル、
Natalie Bassingthwaighte in Stupid Stupid Man
コメディ(俺はそんなに笑えなかったが)もやれば
Natalie Bassingthwaighte - Izzy Leaves
シリアスもやるような女優さんでもあったのです。
んで、歌わせると
Natalie Bassingthwaighte - Carols By Candlelight 2005
普通に歌手として上手い。
Rogue Traders - Way To Go!
PV別ヴァージョン。ちょいエロがいいね。
Rogue Traders - Way to Go (Live)
ライヴだと発声が若干舞台系の人っぽい気がします。結構声でるなぁ。
因みに、英語版のウィキペを読んでみると、近年は
バンド活動 > ソロ歌手活動 >女優業
という力の入れようらしい。
何れにせよ、複数の才能があるというのは素晴らしいことだ。