手術(オペ)は俺がする!!

〜すいません、今聴いてます〜
 Novaspace『Cubes』

Cubes

Cubes

 CASCADAとかもそうだけど、ドイツ!って感じは特にしませんね、良くも惡くも。取り敢えずジェシカさんはかわいいです。

 試聴代わりのマイスペはコチラ
http://www.myspace.com/novaspacemusic



〜すいません、今読んでます〜
 能條純一『Dr.汞』

Dr.汞 (1) (講談社漫画文庫)

Dr.汞 (1) (講談社漫画文庫)

 全巻(昔の単行本形式だと全五巻でしたが・・・今は分厚くなって全三巻みたいですね)一気に読み直し。個人的には医者マンガの最高峰だと思ってる。冗談抜きで。

 コウ先生は能條作品の主人公にありがちな不思議な力で病気を治したりはしない。医学知識とか技術に於いては天才的の域は出ていない(それでもまぁ凄いことではあるが)。ボクが高校生の頃の作品ではあるが、今読んでも特に古臭さは無い。

 能條先生というと、どうしても絵のインパクトが強烈ではあるが、実は決して多くないページ数内で珠玉の人情話を紡ぐ達人でもある。なんつーか、マジにいい話(つーか人間の機微の描き方が優れてるのかな?)が多くて読んでて泣きそうになるんです。


医が死との闘いなら それは敗北の歴史
 だが覚えとけ 肉体が滅んでも魂を救うことはできる

        • その患者 手術室へ連れていけ


 ややもすると能面のような無表情気味なDr.汞ではあるが寡黙な分だけ腕が立つ。肉体的にもそうだが、何よりDr.汞は病んだ魂を治療する、そういう医師なのです。

 ただ、冒頭の第一話が“これ或る意味とんちじゃんよ!”って解釈する人もいるかもなので微妙だが、ここは勢いで第二話を読んじゃって欲しい。そっからは巻末まで一気に読んでしまう筈だから。


 頭痛いんで今日はここまで。

Dr.汞 (2) (講談社漫画文庫)

Dr.汞 (2) (講談社漫画文庫)

Dr.汞 (3) (講談社漫画文庫)

Dr.汞 (3) (講談社漫画文庫)