能條作品に於ける主人公の髪型については触れるな

〜世の中をナナメに視るための公開練習〜
利用時間「ニコ動」と匹敵 ケータイ動画が10代に人気


 Qlick.TVは、専用アプリで動画をストリーミング視聴できるサービス。「BBCワールドニュース」などのニュースや「ひぐらしのなく頃に」「ザ・フロッグマンショー」などアニメ、ニートやひきこもりの人生相談にのる「オールニートニッポン」などの番組が無料で見られる。
オールニートニッポン。。。天国の糸居五郎さんに謝れ!


渡瀬マキが5年ぶり新曲!LINDBERG解散後初の音楽活動
 菅原洋一か! ってそれはハンバーグだろ。どうせツッコミこないだろうから書いておきました。


浅田好未が西本はるかと「結婚だっちゅ〜の」
 同じくパイレーツの桑田投手から祝電は・・・無かったようです。しかし、解散してもこうして交友があるというのはいいことだ。そういや二人ともアメブロで(勿論別々に)書いてるんだよね。なんか芸能人を誘致しまくってるよなぁ、アメブロ


イタリアで『Vaffanculo(くそったれ)』の使用がOKに


高裁は「言語とマナーの低下」を嘆きながらも、「この言葉は残念なことにあまりに頻繁に使われ、悲しいことにあまりにも広がっている……そのため言葉の持つインパクトが変わった」と判決理由を示した。
 野卑さのコモディティ化ですな。


もらったパソコンでアダルトサイト閲覧 ナイジェリアの小学生
昔の人はよく言ったもので、これがホントの「恩をアダルトで返す」ってヤツですか。


映像の視聴時間に占めるネット動画の割合は若年層ほど高い、gooリサーチ
 んで、エロサイトなんて視ようと思えばいつでもみれたりする環境が当たり前になったりすると、このように普通の動画ばっか視ちゃって案外エロサイトなんか視なくなったりもするというパターンも大いにありうると思うんだよね。

 いつでも視れるってわかってるからその安心感だけでおなかいっぱい、みたいな。上記のイタリアのニュースじゃないけど、氾濫しちゃうと価値が薄れるっつーかさ。



〜すいません、今聴いてます〜
 The Cardigans『Super Extra Gravity』

Super Extra Gravity

Super Extra Gravity

 スェーデン出身といえば、川上麻衣子様。そしてこのカーディガンズですよ(ん?前者は意外だった?)。かつてヴァカ流行した頃は“北欧の渋谷系”とか、よくよく考えたら物凄く失礼な形容をされていたバンド。

 このテの言われ方って、どっちかいうと当時のプロデューサーだったトーレ・ヨハンソンの色が濃く出たことに起因してるような気がしなくもないんだけどね。しかし、この人のプロデュースアーティストの脈絡の無さは素晴らしいの一言ですよ。

 この人って基本はカーディガンズの成功から一躍有名になったんだけど、どういうワケか日本人アーティストのプロデュースも多いんだよね。ウィキペによると
飯塚雅弓 - アルバム「SMILE×SMILE」
カーディガンズ
カジヒデキ
クラウドベリー・ジャム
シャルロット・チャーチ
スウェード
セイント・エティエンヌ
つじあやの
トム・ジョーンズ
JUNIOR SENIOR
ニュー・オーダー
原田知世
フランツ・フェルディナンド
BONNIE PINK
ル・クプル
遊佐未森
アンダーグラフ
だそうです。凄いですよ、ニュー・オーダーから原田知世までって(笑)

 んで、BONNIE PINKとか彼がプロデュースしたアルバムが何枚もあったりして、個人的には数年前迄のBONNIE PINKトーレ・ヨハンソンってイメージが完全に定着してましたからね。



〜すいません、今読んでます〜
 能條純一『奇跡の少年』

奇跡の少年 1 (少年マガジンコミックス)

奇跡の少年 1 (少年マガジンコミックス)

 全三巻一気読み。開始数ページで宙に浮く主人公、最高です。
「今日という日をよぉく覚えとけ 今おまえは 奇跡を見た!!」
ですからね。このノリ、能條信者感涙の王道パターンです。

 担任が教室に戻るまでの約20分の間に教室内は集団催眠状態ってのが面白い。教室の戸をあける前に織田が言う、
「先生!! 今日からあなたは模範教室の担任です!!」
ってのもいい。だって『翔丸』の序盤で、空白の数分でクラス内を掌握したカラクリもこのヘンにあったりするのかとか考えるとゾクゾクしちゃうワケですから。

 因みにこの作品では能條作品特有の不思議な力ってのはあんまし出ません。宙に浮くっていうのも現代では超能力ってことになりますが、作品内では未来人が宙に浮く公式(!)を使っているというだけに過ぎません。未来人!

 そうです。これはSFなのです。不当に変えられてしまった過去(2004年)を修正すべく150年後の未来からやってきた未来人の話。んで、これ全然ネタバレじゃないんだよ。このヘンは冒頭で明かされちゃいますから今コレ読んじゃって平気です。

 所謂タイムリープ系なんだけど、“これから起こる予定”とそれを“どう修正しなきゃいけないか”は先に明示されてしまうのだが、“させまい”とする別の未来人結社との攻防があったりするので逆に面白い。登場人物が少ないのもストーリーに集中できて丁度いいぐらい。

 つーか一番興味深いのは、タイムリープというややこしいジャンル(数分後の未来とかになってくると、どこが過去のシーンでどこが未来かが分からなくなるってよく言うじゃないですか)を、どうしてボクはものともしないのか? 何故恐ろしくすんなり脳内にストーリーが整理されて流れ込んでしまうのか?

 自分なりに考えてみたところ、これは能條作品効果だとわかった。『翔丸』に始まる能條先生の述懐系構成術を読者として完全に体得していたからだ。能條作品は通常の作品でも述懐という手法を用いることで時系列を前後させた場面表現を多用していたのだ。どこまでも奥が深ぇぜ、能條先生のマンガはよ!

奇跡の少年 3 (少年マガジンコミックス)

奇跡の少年 3 (少年マガジンコミックス)