オオガワラじゃなくてオオカワラだッ!

米Apple、Windows版Safariをβ公開
 オラオラ少しでも多くシェアとりてぇんだろ?だったらもう一寸マトモなモン作れよな。アップルの日本語サイトからDLしたが日本語版じゃなかった。。。

 まぁメニューが英語なぐらいは海外製アプリだと思えば納得諦念もできるが、エンコードの設定がおかしいようでこのブログにアクセスしてみたが日本語が全部文字化け(ライトユーザはこの時点で断念。『プロレススーパースター列伝』でいうところの巨人軍の投手だった馬場正平が合宿所の風呂場で石鹸でスっ転んで肘打って「もうプロ野球は断念するしかない」って思ったぐらいの断念具合)。

 ならばと、確実に日本語表示ができるフォントをベースフォントに設定し(これは絶対条件じゃないけど念のため)、さてエンコードはてなダイアリーエンコード形式である“日本語(EUC)”に・・・と思ったら、これだ(1・2・3!)。

なんつーかですね、
「認めたくないものだな、ユニコード以外のエンコード形式と言うものを。」
はたまた
ユニコードよりすぐれたエンコード形式など存在しねえッ!」
みたいな。

 因みに前者がシャアで後者はジャギ。画像を視れば一目瞭然だが、他のエンコード形式に変更したくても、その表示自体がない。単に表示がおかしいバグかと思ってそれらしいところをクリックしたが違う形式の文字化けにしかならなかった。ブラウザ側が“他(日本語)ってナニ?”状態なのだ。こんなコトって。。。

 少なくとも日本国内はユニコード(つーかUTF-8)以外で書かれたHPやサイトなんて腐るほどあるんだからこれじゃ実質使い物にならない。紹介記事をよく見ると英語版β公開って書いてあるが、アップル(日本)のDLページでも全くこのことには触れられていない。これでは使い勝手を評価しようにもそれ以前の問題。β版だから、で済む問題でもないと思うし、それ以上にアップルの人は公開する前にチェックしなかったんだろうというのが不思議で仕方ない。

 ってかこの記事書いた人も実際は使ってもみないで書いてる可能性高いよな。まぁアップルが発表したって記事であって使用レポートじゃないからインチキ野郎だ!って言うスジとは違うんだろうけど、少なくとも俺ン中では
「あ、そーゆースタンスで書いてんだ(呆)」
つー認識に上書きされたワケで。
【追記→】“[続きを読む]”に気づかなかったボクが間違ってました。ちゃんと書いてありました。ごめんなさい、記事書いてる人。【←追記】

 結論からいうと怒るとか呆れる以前にただただ驚いている状態。ブラウザ好きであり、使い勝手さえ良ければどこのブラウザだろうと使う人なので、早急に改善して(&日本語版出して)戴きたいものだ。


装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』(OVA)総監督:高橋良輔
 全5話一気に鑑賞。TVシリーズ終了後から32年後の設定。多少強引なストーリー(ここで評価が分かれたりしてるのは事実)ながら、描き方そのものは至って緻密。またクオリティ等については

演出、作画の完成度はビデオシリーズ中出色の出来である。監督の今西隆志は『機動戦士ガンダム0083』を終えたあとの演出作で、その充実した作画陣を引き継ぎ演出にあたっており、『ボトムズ』テレビシリーズから『0083』までメカ描写を牽引した吉田徹は今西と共に進化、構築してきたメカ演出の方法論を惜しみなく投入している。そして今や押しも押されぬアクションアニメーターの筆頭格である松本憲生村木靖等の当時新進気鋭の作画にも目を見張るものがある。
とウィキペに書かれている通り。

 AT(アーマードトルーパー。まぁこの世界でのロボットの名称)は今回キリコが使用するバーグラリードッグがかっこよかった(特に足回りと重火器)。あと、敵機については、後の高橋作品『ガサラキ』に登場するロボットであるTA(タクティカル・アーマー)やMF(メタル・フェイク)で活躍するギミックであるリフティングウィンチの原型を観ることができ、そういう面でも興味深い。まぁこのヘンは『赫奕たる異端』にデザインワークスとして参加していた出渕裕氏の功績だろう。勿論出渕氏は『ガサラキ』ではメカデザをやっている。

 また同時期にリリースされた『装甲騎兵ボトムズ BRIEFING II NOTICE OF THE DEFROST』というヴィデオに収録されている、大河原邦男氏と出渕裕氏の対談に興味深いネタがてんこ盛りである。スコープドッグ系のATの乗り込みシステムというか高所からの着地で衝撃を緩衝するシステムというか、膝が前に折れる独特の構造及びターレットスコープ(眼の部分の顕微鏡みたいなのが回転するヤツ)はキャラデザの塩山紀生氏のアイデアで、アームパンチにしても演出の方からの要望だったと大河原先生がサラっと独白。

 ボトムズに於けるATの魅力を形成する主要素は幾つかあるが、そのうちの3つを自分のアイデアじゃないと言ってしまう大河原先生は凄い。勿論こうしたアイデアをあのようなデザインにまとめてしっかり具象化できたのは大河原先生だからであって、アイデアだけではかっこいいロボットにはならないんだろうけど、でもやっぱそこを正直に「アレはボクじゃないんですよね」って言う度量が素敵。