己の無教養さを恨めしく思わせるアニメって素敵

〜世の中をナナメに視るための公開練習〜
中国当局百度日本」への中国からのアクセスを遮断かアダルト画像検索で中国ユーザーの利用が殺到
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000021-imp-sci
 日本版百度にアクセスしてエ口画像を視る中国人と中国版百度にアクセスして音楽ファイルを漁る(たまにだけど)オレ。同じ穴の狢だと自覚してしまうので、やれ民度が低いとかそういうアタマの惡い嫌中野郎みたいなコトは言わない。

 ただ、折角日本にアクセスするんなら百度じゃなくてヤフー(画像とか、所謂リッチコンテンツの検索はGoogleよりヤフーの方が上とも言われている)、・・・まぁせめてGoogleを使えよ、と。因みに、youTubeとかの動画じゃなくて画像を検索してる理由は解るよね?あっちはまだまだナローバンドだから、動画のストリーミングとか結構キツい筈なんだよね。スキルのあるヤツはローカル保存して視てるんだと思うが。


幕末機関説 いろはにほへと
第14話 「北へ」
第15話 「秘刀共鳴す」
第16話 「同行四人」
第17話 「議無用なり」
迄鑑賞す。

 第1話から第14話迄の脚本を(チーフライターでもある)宮下隼一氏が書いておられた。前半13話+後半最初の1話を同じ脚本家が書くというのは案外珍しい気がする。こういう一見地味な統一感の出し方とか凄く好き。

 あと、アニメ(の動き)的には第16話で馬に乗った土方がゆっくり方向転換するシーンがよかった。暴れん坊将軍とかを想像するとわかり易いのだが、馬に乗ったまま踵を返して立ち去る、馬独特のあの動きを、画面内には胸から上だけが描かれている土方の移動だけで表現しきっている。これも何気ない1シーン過ぎる地味さだが、(微妙なタメの具合等)結構な技が必要と推察される。

 直接的なネタバレは野暮なので勿論(書きたいけど)書かない。仕方ないので小ネタ。第16話の“同行”は“どうこう”ではなく“どうぎょう”と読むべし。高橋良輔監督作品『ガサラキ』の第14話「同行どうぎょう」が重なりニヤリ。因みに『ガサラキ』でのこの回の予告は
綾かなる 過去へ向いし 嵬の道 同行二人 病葉を踏み
と詠まれていた。嵬(かい)は特殊として、病葉(わくらば)ってのも普通読めねぇよなぁと(笑)

 でさ、こっから(既に、かw)『ガサラキ』の話になっちまぅですが、こんな句よく考えつくよなぁと思う。ユウシロウとミハルが自分たち嵬のルーツである渡辺(地名)の地へ向かう回なんだけど、特殊な近道である嵬の道(獣道みたいなものだと思う)を通るワケです。まぁそういうちゃんとした道じゃないから病葉(わくらば)だらけなんですね。

 そのあとの2話近くが平安編(前世の話?)になるワケです。つまり邂逅です。で、邂逅ってさ、“かいこう”以外に“わくらば”って読み方あるの知ってたか?って話ですよ。オレもうオシッコちびったモン、精神的に。