真面目な話を書こうとしたら4月1日って・・・

♪おし〜えてくだぁさいぃ〜
この〜世に〜生きとしぃ〜生けるぅ〜もののぉ〜
す〜べての〜生命ぃに〜限りが〜あるのぉなら〜ば〜
海は〜死にま〜すか 山は〜死にま〜すか
春は〜死にま〜すか 秋は〜死にま〜すか
愛は〜死にま〜すか HDDは〜死にま〜すか
私の大切〜なデータも〜みんな〜
逝ってぇ〜しまいますか〜♪

 ま、そゆこと。外付けHDDが逝った。
「親父、涅槃で待ってる。」
沖雅也日景忠男なメッセージもなし。せめて
「親父、ネアンデルタール人。」
ぐらい言ってくれてもよかろうもん。ってかそんなにかかってなぁいよ。

 ってか何が入ってたのかイマイチ覚えてないんだけど・・・多分早々に飽きちゃって最近全然やってなかったvirtualPC 2004の仮想ドライブイメージだと思う。リナックス関係が10種類ぐらいか?そういや知らない間にvirtualPC 2007が無料公開されてましたね。取り敢えず今はいいや(笑)


 気がついたらもうすぐこのブログ1000日なんですよ、期間じゃなくて実際に書いてる日数ね。んでなんか新しい試みでもと思ってるワケです。普段から「Web2.0は〜」とか「ブログの可能性は〜」とかそのテのネタについて結構エラソーなコト言ってる割には自分はなんだかんだ屁理屈捏ね繰り回してアフィリエイトとか避けてきたじゃないですか、でも自分以外の人がやるのはいいことだとか、かなりの屁理屈具合で。

 なんかそういうのに気づいたら、それがまた自分で許せなくなってきた。Web2.0云々系でこの人凄いな、って思う人のブログとかはそこらヘンを実に上手くクリアしてるんだよね。なんつーか、広告ですよ〜って感じがしないようなさりげなさってヤツ?

 以前、店のHPの話で、ソース弄くり系SEO狂信者とリアルで論争した時、ボクが作り手として最も心を砕く必要があるのはサーチエンジンへの最適化ではなくて閲覧者への最適化だと主張しました。なんつーか、リアル店頭では顧客満足度の向上を目指し、一方ネット上では閲覧者満足度(ボクの造語です)を、というものです。

 この、閲覧者満足度というのはネット上の顧客満足度とは少し違うと考えています。全然顧客じゃない人も含めた閲覧者全員が対象なんです。直接的には顧客になりえない人(ターゲット層じゃない)だったとして「自分は買うモノないけど、ここのHPなんか面白いよ」って言って貰えたらそれって凄く強い口コミじゃないですか。

 しかも、今は口コミの効果が強力ですからね。そう、ネット上で使われた場合です。それこそ“Web2.0=ブログ”なんつー浅い理解でも充分有用なのにそれすらないのは勿体無い。直接的な顧客層じゃない人だったとして、広告効果まで無い人だと誰が断定できるでしょうか?そういう可能性も鑑みた場合、やはり情報公開というのは重要なんだと思うんですよね。店舗や店主の情報ってのも商品情報と同じくらい、いや場合によってはそれ以上に大事なんじゃないか、と。

 例えば、サーチエンジンの上位に喰い込んでるだけのサイトなら閲覧者的には一種のスパムサイトだと思うワケですよ。単に上位に“あるだけ”で全然有益じゃないってゆーか。そういう小細工してるエネルギーがあるんなら、サーチエンジンの上位に“あるべきサイト”を目指してれば自然とそういう位置に行けるんじゃないか、なんて思うのです。

 日本ではまだ違うんだろうけど、全世界的にはヤフーを押しのけてグーグルが天下取った。何故皆が乗り換えたかというと、グーグルの方がよりユーザを満足させる検索結果を提示できたから、ただそれだけ(勿論それが物凄く大事なんだけど)。

 ってことはSEOでグーグルが半ば攻略されつつある(単に上にあるだけのサイトが多くて、ユーザ的に検索精度に低下を感じてきている)今の状態って案外グーグル自身が一番危機感を持ってると思うんですよね。つーかそうじゃないとまた他社に逆転されちまう筈。まーそこらヘンはグーグルも新たなページランク概念を作ってくるんだろうとは思ってるんだけど。

 んで、作り手としてはどういう姿勢でいるべきかというとそれはもう普遍的なものしかないんですよ。それが閲覧者満足度、だと考えてる。突き詰めていくと“SEO本来の意義”に合致すると思うし。じゃあ閲覧者満足度って何かねってことなんだけど、今のところボクはその殆どを拡大解釈でのユーザビリティの一部として言い換えが可能だと信じてる。

 ブログとアフィリエイトの話で言うと、本文と広告の内容の親和性。「なんでオメーがこれをブログで広告してるワケ?」っていう関連性のカケラもないのって凄く嫌っつーか興醒めっつーかもう迷惑なんだけど、本文読んでて「あ〜これ興味あるなぁ、もっと詳しく知りたいなぁ」とか思った時に同ページ内にその関連広告があるのは寧ろ親切なんだと(読んで買う側になって)今更気づいたってだけなんだけど(笑)

 でも本文に合致する広告を選んで入れるなんつーのは面倒じゃね?と思ったらグーグルなんとかってのは自動でやってくれるんだとか。何、コレって常識?アラ、そう(少佐口調で)。やっぱこっちの分野は門外漢で居すぎたかも。。。

 正直申しまして、いつかは人様からお金を戴ける駄文というものを書いてみたいとはずっと思ってたのも事実。けど、ネットに於ける無料と有料の壁って物凄く厚いってのも知ってた(有料どころか登録すりゃ無料ってのすら案外簡単じゃないと思うし)。一読者として自分のブログ幾らだったら読む?って思ったらやっぱ月額1円だって無理って思うモン、いやマジで。でもそんな無理難題を(間接的に、ではあるが)スンナリ乗り越えられるのがアフィリエイトだったのか、と。ホント、今更で。

 ただこれだけ書いといて「なんか違うな」と思ったら急にやめると思うし(ってか一度もやらずに批判してんじゃねぇというのが出発点なので)、基本的にアクセス数を上げるための直リンなんかは今まで通りしないつもり。だってそうなった時点で“このブログ”としての面白味というか存在意義も失せると思うし。

 なんて、1000日を間近に控えて思った・・・ら、今日エイプリルフールじゃん。いや、これは一寸マジで思ったことなんですよ。