お客様はカマサミコングです

 金持ちの定義は、『クラシックで聴く○○』とか『ジャズで聴く□□』みたいな企画盤を買う人。の、どうもボクです。こんなのに手を出せるってコトは○○とか□□のアルバムコンプしててそれでも物足りないってコトでしょ。凄ぇなぁ。でもナンでクラシックとかジャズで聴かせる方向にしかいけないのかな?
プログレで聴く北島三郎
とか
ヨーデルで聴く北島三郎
とか
『演歌で聴く北島三郎
とか作ってみろっての。ん?

 あ、でもアニメタル関連って一寸近いな。歌手をフィーチャーする方向にはいかなかったが、ジャンルとして別のアプローチを試みたところは素晴らしいと思う。まぁ、オレ個人はオリジナル聴く派だけどね。

 んで、更に熟考してみると、このテの企画盤じゃないけど、自ら積極的に他ジャンル・・・しかも先進的な分野に歩み寄っておられたのが故:三波春夫先生である。オレが高校の頃だったけど「ハウスおまんた囃子」って結構衝撃だった気がする。まぁこれは当時のなんでもハウスミックスの流れの域は出てないと思うが。あとオレは聴いたコトないけど「ジャン・ナイト・じゃん」ってラップをやられてる曲もあるようで。やっぱスゲ。

 そんな三波先生の一番の功績といえば、大御所のクセに演歌らしからぬ(無論当時としては、の話だが。今の演歌界はいい意味でも惡い意味でもバーリトゥードなんでね)演歌をやりだした偉大なる先達である。「ルパン音頭」最強。無駄にいい声で
♪おーれーはルーパンだーぞー♪
なんてルパンの独白調であるにもかかわらず
♪〜でござる♪
って語尾だったり。剣心かよ!もとい、ハットリくんかよ!もとい、五右衛門かよ(余談だが故:三橋美智也先生はコナミの『がんばれゴエモン』シリーズのテーマとして「ゴエモン音頭」を歌っておられます)!

 そういや、ウィキペディアに『長男は、俳優、タレントとして活躍する三波豊和。』って書いてあったんですが、どうよ。個人的には『長男は、俳優、タレント兼てっちゃんとして活躍する三波豊和。』が相応しいと思うのだが。ま、いいか。