兄の影響って多大

 友人との会話にて。
中川翔子ってオタクなのがウケてんの?」
「いやぁ、それだけじゃないんじゃない?ミスマガジンになった頃とか特にそういうのをアピールする場すらなかったぽくない?CXの番組とか王ブラでキャラが浸透したんだと思うなぁ」
「なるほど、そうか。オタクなのに或る程度カワイイからか」
「うん。そんなところじゃない?」
「あ・・・。だったらヴィジュアルで大勝してる分、総合点では加藤夏希の方が上じゃないか?」

まぁ勝ち負けは別として、確かにこの人もそっち側だったですね。

 現役JJレギュラーモデル。他にもファッション誌とかoioiのキャンペーンキャラとかヴァリヴァリのオシャレ系の立場に身を置きつつ、(マイナスイメージになるとかそういう懸念もなく)堂々たるオタクっぷり。確かにこの人も只者ではない。因みにウィキペディアによると愛称は平仮名で“なっきー”らしい。昔アニマックスでやってた番組が『ナッキー・パンチ』だったので俺はずっと片仮名で“ナッキー”だと思ってた。『生徒諸君!』かよ!って(笑)

 デヴュー当時(?)のアンケートがありました。好き勝手言わせてる事務所が素晴らしいです。
ttp://www.sonymagazines.jp/digi/game/girl/girl9712/girl-faq.html

 ある程度大人になってからで、伝わり易い文献はないかと思ったらやっぱりあった。
ttp://www.suparobo.jp/topics/nk_int/natsukikato_int.html
 役作り(というかキャラ作りだな)用にカラコン持参というのが微笑ましい。本物っぷりが伺える。また、スパロボの(CM撮影に端を発する)インタヴューなのにスパロボ全体の話というより半分以上ガンダムガンプラの話題に終始してるところも笑える。現役JJモデルの口から
「私はエアスプレーがちょっと苦手なんですけど、カッターで細かく削るのが大好きなんですよ。」
なんて発言があったというのが実に愉快だ。因みに、プロモデラーMAX渡辺氏と連載をやってたという雑誌は、当然ながらホビージャパンのことである。

 そうえば、過去に綾波のコスプレやってなかったっけ?と思ったらやっぱりそうだったし。
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/200606/graph/28/
綾波役の声優・林原めぐみさんのファンで、自然と綾波ファンになった」という加藤さんは、もう一人のヒロイン、惣流・アスカ・ラングレーの衣装も用意されたが、「綾波の衣装しか着ていません」というこだわりぶり(上記HP記事より)
 なるほど、当時この記事を視た時は画像にばかり眼が行って、記事自体は読んでなかった気がする。顔立ちからするとこの人はアスカの方がしっくりくるだろうに、何故に綾波?と思ったが、林原信者だったワケだ。“こだわり”というより(オタクに好感を持たれそうないい意味での)我侭っぷりである。

 正しい表現かどうかは自信が無いが、或る種“公式コスプレ”みたいな仕事が多い(しかも本人は趣味と実益を兼ねていると発言してる)分、中川嬢より分があるかも知れないですね。それにしても、加藤嬢のようなトップ級の美人モデル様がやっても(しかも好きでやってるのに)コスプレって微妙に映るものだ。それだけゲームやアニメのキャラクターをリアルで再現するというのは難しいんだろう。

 余談だが、コスプレこそしないものの、オタ系美人では栗山千明嬢という強敵がいることも忘れてはならない。
ttp://successmoon.blogzine.jp/tech/2004/10/post_43.html
ttp://coffeewriter.com/text196.html
ttp://natuko3.net/html/0410.htm#041010