葉山じゃなくて松山!

火星

 昨日の『イーオン・フラックス』が消化不良過ぎたので、一日遅いが口直し。『ポリス・ストーリー3 超級警察』鑑賞。今回は飽く迄も『イーオン〜』の口直しということで、女性がかっこいいアクション映画をと思ったらこの作品しかウチになかったワケです。妹がマニアをやっていたので我が家には成龍ジャッキー・チェン作品だけは売るほどあったりする。日本で普通に入手できるものから日本未公開・未発売作品迄ある。同じ作品をダブって買ったのかと思ったら広東語音声の英語字幕ヴァージョンだったり。

 まぁそんな『ポリス・ストーリー3 超級警察』である。いつもながら張曼玉マギー・チャンはかわいいなとか、やっぱりチョイ役かよ火星マースとか思いながら観てた。

 因みに火星は成龍作品では出演以外に演出とかもよくやっている。本作でもそうだ。顔視たら「あぁ〜」って思うと思うので画像だしときます。そういや昔、妹が香港で成龍のパーティに行った時、火星ともツーショット写真を撮ってて、その写真を観た俺が猛烈に羨ましがってるのを視て、やっぱコイツが兄なんだと思ったんだそうだ。石天ディーン・セキと火星と許冠文マイケル・ホイが俺的香港映画3大俳優なんだよ!

 話を戻す。正統派“成龍映画”であれば『酔拳』『プロジェクトA』『スパルタンX』あたりだろうが(『ジャッキー・チェンの鉄指拳』とかはマイナー&邪道だし、『○福星』系は脇の洪金寶サモ・ハン・キンポーとか馮淬帆フォン・ツイファンとか呉耀漢リチャード・ンの映画だと思ってるので除外)かも知れないが、今回の鑑賞趣旨としては女性のアクション映画、なのだ。

 で、主役の成龍より目立っちゃってる楊紫瓊ミシェル・ヨーサマ最高っス!カンフーもアクションも、速さとキレの中に美しさがあってステキ。走行中の列車の屋根にバイクでジャンプして乗り移るとか、観てるこっちが退くぐらいのアクションをやってのける役者魂(?)が素晴らしい。初めて観た時は、まるで本人がやってるかのようにカット割の妙でみせてるんだなぁと思ってたが、成龍映画お馴染みのエンディング(NG集)で、思いっきり本人がやってたと判り、呆然とした記憶がある。まぁ、マギー・チャンですらヘリから数メートル下の車の上に落とされてたもんなぁ。。。

 翻って日本は・・・やっぱアクションができる女優さんって絶対的に少ないのかな?
志穂美悦子さんはキカイダー01ビジンダー
小牧リサさんはペギー松山(モモレンジャー)。
大島由加里さんはバイオマンのファラキャット。
森永奈緒美さんはシャイダーのアニー。
特撮系が主戦場になってしまうのも(活躍の場が少なすぎるという意味で)よくないなぁ。

早川絵美さんとかあんまりよくわかりません。因みにベルスターの人です。

最近だとアクションができるメジャーな女優さんというと水野美紀さんぐらい?なんか、少しさみしい気がします。