全米を泣かすことも可能だろうね
拝読させて戴いているブログのうち、id:karatteさんとid:healthy0107さんのお二人が既に紹介されている、『姉ちゃんの詩集』。やっと今日、まとめサイトに行ってきました。2時間以上かけて詩及び板住人との遣り取り等の主要な部分を全部じっくり読みました。
笑いすぎて涙が止まらなかった。単純に中学生(当時)が書いた詩とかいうだけでここまで盛り上がるワケないもんな、迂闊だったよ。独特の言語センスとリズム感(谷川俊太郎もビックリ)、凡人では考えが及ばないような擬音の表現(宮沢賢治レヴェル)や事象の擬人化(草野心平を超えてる)は筆舌に尽くし難いものがある。また、メルヘン、シュール、和み、戦慄、達観、諦念その他諸々の要素が、在り得ない結合の仕方をしているという奇蹟。数編、マジで泣ける系(「生きる」とか)もあっていいと思った。
余談だが、ついてたレスで「松尾芭蕉を超えたな」とか「俵万智は超えてる」とか、気持ちは解るがどっちも詩人じゃない(俳人と歌人)から比較のしようがないって(笑)
お陰で、今日はタイトーのゲームミュージックについて書こうと思ったけど書けなかった。
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