シュルっと連覇

 エ□ゲの話。といってもボクはそういうのやらない人なんで内容とかはさっぱりわからない。いや、優等生ぶるつもりは勿論なくて、わざわざゲームしないといけないというのがまだるっこしいと思ってしまう人なだけです。某国の某サイトへ行けばゲームやんなくても画像だけ抽出したのが置いてあるし。ってかその前にオレ基本実写派だし、実写じゃなきゃエロマンガ派だし。

 まぁそれはいいとして、驚いたのは最近のエ□ゲのタイトル。エ□さが伝わってこないものが多い。昔はもう少しストレートだったんじゃないか?

 コンプティークの福袋を学校に持ってきてくれるような素敵なお友達のお陰で、やったことはなくてもなんとなくタイトルは覚えてる2作品。
『東京ナンパストリート』:エニックスってドラクエでブレイクしちゃったからこういうのを出してたって知らない人、案外多いのかもなぁ。
『177』:今検索して初めてこの数字の意味を知る。刑法177条からつけたんだそうだ。へぇ。

 話を現代に戻す。最近のエ□ゲのタイトルはエ□さが伝わってこないどころかエ□の彼岸にあるようなものも結構ある。なんつーか、
“森山直太良月の新曲”
とかって言われたら普通に「へぇ、そうなんだ〜」とか言いそう。これってジャンルとして成熟したということ、なのか?まぁどうでもいいけど。


 テレビつけたらK-1やってた。あぁ、そういやもうそんな時期か。41歳ホーストについて、アナウンサーが
「優勝すれば最年長チャンピオンの記録も更新することになります」
とか言ってた。そうか、現在の最年長チャンピオン記録はブランコ・シカティック(初代王者)だったなぁ。確か38歳だったと思う。頑張れ、地味だけど。

 バンナ負けた。個人的には微妙。だって“無冠の帝王”って称号は結構いいと思うので。俺的にはロブ・カーマン(懐)以来だな、この称号。当たり前だけど一度でも優勝しちゃうとコレ使えないからね。それにしてもシュルトってあのデカブツさに似合わない鋭角的な蹴りするね。でもこの人もホースト同様“華”となると微妙なんだよね。この試合、お互いが欲しいものを持ってる同士ってトコロがなんとも皮肉だなぁ。

 グラウベ対カラエフ面白かった。所謂ブラジリアンキックが決まったワケだが、倒れなかったカラエフもたいしたモンだ。ただ、このテの蹴りなら塚本徳臣選手の“マッハ蹴り”の方が断然速いし、軌道はハンス・ナイマンの“ナイマン蹴り”の方が断然美しい。特にナイマンはもし現役だったら是非とも出て欲しい選手である。というボクは元々K-1よりRINGS派なのだ。ナイマンは元々WUKOウーコ(ヨーロッパのノンコンタクト空手の団体?)のヨーロッパ王者だったような気がする。リングス参戦当初、下段蹴りと寝技に苦しめられていた。何故かと言うと、WUKOは下段蹴り禁止なので対応云々の前に未体験故の防御の甘さが災いし、寝技に至っては空手家だから・・・であった。ただ、下段蹴りを得意としない立ち技系選手との試合または倒される前であればかなり強い部類だったと思っている。因みに、彼は“赤鬼”クリス・ドールマンの道場に通っていたのだが、一向に寝技は上達しなかった。それは、家が道場から遠いらしく、立ち技の稽古を済ますとすぐに帰宅時間になってしまうため殆ど寝技の稽古をしなかったかららしい。こういうオチャメ(?)な部分も含めてファンである。

 そんなこんなでグラウベはその後アーツに負けてしまう。“極真の2文字を一番高い所に”という信念を持って臨んだのだが・・・。ってか、それが目的なら磯部師範を出場させた方が手っ取り早いんじゃないかと思ってしまう俺。