影山莉菜ックス(懐〜)

 Vistaが激重な理由の1つは、グラフィックチップが貧弱だからだろう。Vistaのウリであるエアログラスを処理しきれていない。必要以上に過酷なのは、ここでいうグラフィックチップというのはVirtual PC 2004上でエミュレートされている仮想グラフィックチップであり、しかもこれが何世代も前の代物らしいからだ(と思う)。ホストOS(リアルPC)側のグラボが高性能だろうが関係ない(筈)。まぁ、ウチは元からオンボードだが(笑)

 一応、ウィキペディアみたら

ハードウェアをソフトウェアによってエミュレートしているため、かなり高速なマシンでも、動作の面ではどうしても遅さが目立ってしまう。とくにビデオチップをCPUでエミュレーションしているため、高度なグラフィック機能を要求する3Dゲームをプレイするのにはほとんど使い物にならない。 Direct3Dのハードウェアアクセラレーションは存在しない。

 とのこと。やっぱりそうか、である。・・・が、これだけが原因というワケでもないっぽい。

 というのは、所謂クラシック表示にしてもさほど改善された感じがしなかった(体感的な印象で申し訳ないが)からだ。つまり、昨日のブログでid:M-I-5氏に戴いたコメントのとおり、エアロ云々以前に、Vistaはその根幹からメモリ喰いであることを裏付ける結果であったといえるだろう。

 因みに、XPはクラシック表示で充分実用的だった。快適じゃないが、充分実用的(勿論、グラフィック機能が重要視されるコトやんなきゃの話だろうが)。ボクの最初のPCでありXPマシン(セレロン650MHzでメモリも256MBのダイナブック)思い出した。ウチは仮想OS(というか仮想上のHDD)はIEEE1394接続のHDDに入れているが、USB2.0とか内蔵とか、転送スピードの更に速いHDDに入れてあげれば更にキビキビ動くと思う。ま、Vista以外のマトモなOS使うんなら問題ということですかね。

 つーワケで、今日はリナックスをインストールすることにした。リナックスというのは種類が沢山あるらしい。ターボというのがあるというのは知ってたが。じゃあダッシュターボは?ってそれストⅡじゃんよ。

 初心者向けっぽそうだったVine Linux 3.1というのをDLしてきた。よく
リナックスなら雑誌に付いてるからそれ入れれば」
と言われるが、こちとら雑誌を買う金があったら他に使う派なのです。ってか、こういうのは敢えて一銭も使わないで四苦八苦しながら覚えるのが好きなのだ。

 インストール自体はあっけないほど簡単だった。時間もWin系の比じゃないぐらい速かったし。が、ログインできない。ユーザ名とパスを入れる画面で
「どっちかが違う」
みたいなことを言われて進めない。インストール時、(そもそも仮想上のOSとして使うだけだからセキュリティ意識も特に要らんということで)ユーザ名もパスワードも”vinelinux”にしたのだが。。。

 仕方がないのでこういう時は足掻くに限る。ググってたらパスを忘れた時の対処法を発見するも、解説しているOSのヴァージョンが違うので細かい部分が微妙に違うっぽい。あとは試行錯誤あるのみ。
起動前画面で”ESC”押してコマンドプロンプトみたいな画面へ。
   ↓
ブートについて訊かれてる(んだと思う)ので”linux single”と入力してエンター。
   ↓
しばらく英語がドド〜っと表示されてて、それが止まったら“passwd”と入力してエンター。続けて新しいパスワードと確認用でもう一回入力。エンター。
   ↓
“reboot”と入力してエンター。つまり、これで再起動。

 んで、ログイン画面。・・・やっぱダメなんだなぁ。何がおかしいんだろうと思ってひとしきり悩むが、ルータとかの初期設定よろしくユーザ名をrootにしたら一発でログイン。ってか、パスも元々間違ってなかったんだろう。俺がユーザ名だと思ってた部分はどうやらまた別の部分っぽい。己の初心者具合を痛感するなぁ。。。

 そんなワケで一応今日も画面キャプ揚げときます。

ってか、マジでインストールした“だけ”だけかよ!(笑)