「Fracture」でのジョン・ウェットンのベースの暴れ具合

　夕方、『漫才マン』視た。ってかこんな番組やってるってのは、やっぱどっちかいうと関西圏寄りということなのだろうか。10数年ぶりに矢野・兵動を視た気がする。矢野氏、昔の面影はなくなってた。鈴木みのる選手みたいなヘアスタイルになってて違和感。ハンチングがトレードマークで平成なのに若手(当時)なのに昭和の匂いベテランの匂いがウリだと思ってたんだが。あと、なすなかにしがおもしろかったよ。

　自分はギャンブルって全くやらないというか興味そのものからして皆無なのであれなんだけど、近年は色んなものがパチンコやパチスロになっているようだ。アニメ観ないような輩が「ATフィールド」とか(しかも放送から何年も経って突然)言い出した時には正直驚いたものだ。んで、今日は『餓狼伝説』の台が出るとかってCMを視た。凄ぇな、餓狼まで出ちまうのか。とはいえ、もうゲーセンすら行かないのにパチ屋なんか行くワケねぇし。

　たまにゃケーブルテレビで音楽チャンネルとか視る。『BENNIE K／Joy Trip』と『Foxxi misQ／ULTIMATE GIRLS』がよかった。Joy Tripはカントリーを意識した感じで、ヴァイオリンとかバンジョーといった楽器がフィーチャーされている。バンジョー・・・そういやフリップ先生もクリムゾンの外で弾いてたことあったなぁ。あと、どういうワケだかこの曲のPVではCICO嬢(ラップの娘)が八代亜紀に視える不思議。

　そういやid:karatteさんところ(http://d.hatena.ne.jp/karatte/20061027)で知ったが、またクリムゾンのCD複数枚組が出るみたい。しかしタイトルがいただけない、『濃縮キング・クリムゾン』っておい。Karatteさんの考察では原題の『Condensed 21st Century Guide to King Crimson (1969-2003) 』をヴァカ正直に直訳したのではないか、ということ。俺もそうだと思う。

　BOXセットの邦題なら『紅伝説』とかよかったんだけどね。キャニオンからユニバーサルになってホント駄目駄目になってきてる(バンドのことではないので念のため)。そういや知らない間に『紅伝説』と『ザ・グレート・ディシーヴァー』というクリムゾン2大BOXセットは廃盤になってたみたい。

　どちらもボクが高校の頃に出たBOX。『紅伝説』は友人が買ったので自分では買わなかったというのが学生っぽくて微笑ましい。『ザ・グレート・ディシーヴァー』は購入。因みに『ザ・グレート〜』は1973〜1974の未発表ライヴ中心の収録なので個人的に有難味を感じてる。「Doctor Diamond」とかこのBOXで初めて聴いたし。これを聴けば、クリムゾンの本質がライヴであるという意味が実感できると思う。

　というワケで今回の2枚組はさてどうしようかと思ったんだが、収録曲視たら買う気失せた。
ディスク：1
1. 21世紀のスキッツォイド・マン
2. エピタフ(墓碑銘)
3. クリムゾン・キングの宮殿(短縮版)
4. キャットフード(シングル・ヴァージョン)
5. ケイダンスとカスケイズ
6. レディース・オブ・ザ・ロード
7. 船乗りの話(短縮版)
8. 太陽と戦慄 パート1(短縮版)
9. 土曜日の本
10. 突破口(短縮版)
11. スターレス(短縮版)
12. レッド
13. 堕落天使

ディスク：2
1. エレファント・トーク
2. フレーム・バイ・フレーム
3. 待ってください
4. ディシプリン
5. ハートビート
6. ウェイティング・マン
7. ニューロティカ
8. スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー
9. スリープレス(短縮版)
10. ヴルーム
11. コーダ:マリーン475(短縮版)
12. ダイナソー(シングル・ヴァージョン)
13. セックス・スリープ・イート・ドリンク・ドリーム
14. ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ 1
15. レヴェル5
16. アイズ・ワイド・オープン
17. しょうがない(EPヴァージョン 短縮版)
18. ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ 3
19. ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ 4

　フリップ翁監修だか何だか知らんが、濃縮というより短縮。初限のオマケにTシャツつけるってのも、解ってるヤツは付けなきゃ買わないからだろ、って思った。ディスク１は微妙。ディスク２なんて収録曲が偏りまくってる。「太陽と戦慄」がパート１しか収録されてないってのが気に入らない(３までは入れてくれてもよかったんじゃない？んで、パート２とセットとして考えるべき「トーキング・ドラム」も当然入れてさ)。そう「ナイトウォッチ」もないじゃん！おい。

　閑話休題(気づいたらクリムゾンの話になってて焦った)。Foxxi misQにはリーダーがいなくて、曲によってセンターが入れ替わるんだそうだ。へぇ。逆に言うとセンタークラスを3人集めた、ということか。三者三様でなんとなくのキャラクターはある感じだが、所謂“咬ませ犬”(ボクが思う定義としては歌唱力やダンススキルはメンバー屈指だが、ヴィジュアル的に・・・な人)はいない。娘。では保田、dreamでは橘佳奈派だったボクとしては聊か物足りない気もするが(笑)

　んで、ボクの中での命名としてはシロ(CHIE) ,クロ(DEM) ,エロ(YU-A)。因みにクロ派。本当はタレ目なのをメイクでつり目にしてる人って、そのアンヴァランスさが妙に好き。露出度は逆にもっと下げていいと思う。このままいったらタムケンみたいに(なんつー比較だ)なっちゃうよ！

ULTIMATE GIRLS(初回生産限定盤)(DVD付)