米帝某巨大動画置場でクリムゾン祭り

king crimson the construktion of light
ttp://www.youtube.com/watch?v=AMV_6YyIqFY
 一寸眼を離した隙にエイドリアン・ブリューの禿化が進んでいた。ステージ衣装も妙ちくりん。志村けんの変なおじさんのようでもあり、『とぶくすり』で岡村さんがやってた矢部藤四郎(矢部さんの祖父をモデルに、というか名前からしてそのまんま)のようでもあり。一方のフリップ翁は神々し過ぎ。

King Crimson - In the Court of the King Crimson
ttp://www.youtube.com/watch?v=2Y7GDK1ImzM
 タイトルはこんなだが、演奏しているのはクリムゾンではない。正しくは21st Century Schizoid Band。きっとクリムゾンの代表曲の1つ、「21st Century Schizoid Man (邦題:21世紀の精神異常者)」と似てるから間違えたんだろう。んで、どういうワケだかスティーヴ・ハケット&フレンズ名義(?)で新宿厚生年金会館でのライヴ(確か1997年ぐらい)がDVD化されてたりする。但し言っておくが、過去の名声をいいことに今は与太れた演奏しかできないくせにジャップ相手の小遣い稼ぎだからまぁいいか・・・とかそういう外タレとは根本的に違うから。シヴいっス。そんなワケでクリムゾンじゃないんだけど、ハケット先生のお友達としてジョン・ウェットン(ベース&ヴォーカル)とイアン・マクドナルド(フルート&キーボード)という2人のクリムゾン歴代メンバーが参加しているので全くの無関係とも言い切れない感じ。因みにこの時のライヴでは「風に語りて」も演奏している(らしい)。米帝某巨大動画置場にあったのはWOWWOWからのキャプだったが。

 他にも、有名ミュージシャンによるクリムゾン関係のカヴァー動画はボチボチある。音楽番組か何かの企画モノ(?)みたいな感じなんだろうか、結構なビッグネームによるカヴァーもあるのだが、正直聴いててキツいのが多い。凄く巧い(筈)の人がやっても、なのだ。それだけクリムゾンの楽曲というのは難度が高いのだろう(ジョン・ウェットンがヴォーカルとベースを務めるエイジアで「クリムゾン・キングの宮殿」をカヴァーしたライヴ動画もあったが、ドラムのカール・パーマー以外はヒドいもんだったし)。ボクが観たことがある中では、人間椅子のライヴで「ヘヴィメタルの逆襲(これは人間椅子の曲)」から「21世紀の精神異常者」に繋げちゃうヤツが結構いいセンいってた(同じ人間椅子でも「太陽と戦慄パート2」のは正直“う〜ん”だったが)。渡辺香津美氏や二井原実氏らによるカヴァー(かなりアレンジしてるけど)とか、ガッカリしたもんなぁ。あ、ごめんなさい、人間椅子の「ヘヴィメタルの逆襲〜21st Century Schizoid Man」は既に消えてました。。。そうそう、現役メンバー(の別プロジェクト)によるカヴァーとしては
Tony Levin Band 2006 in Toronto - excerpt – Sleepless
ttp://www.youtube.com/watch?v=TGpCsXHXxSg
がよかったですね。歴代ベーシストの中ではトニー・レヴィンが好きなので。器用だし。誰だ、ベースを持った平口広美って言ったヤツ!

BEELZEBUB - BRUFORD (Bill Bruford)
ttp://www.youtube.com/watch?v=ZWG8uKaFyfA
 最後に。曲とかはもうクリムゾンとは関係ないんだけどビル・ブラッフォード先生の若かりし頃のプレイ。イエス在籍時とかもそうだけど、この人は凄すぎる。前田君のお父さんにも似てるし。