ぴら〜っと参上!

 朝っぱらから吃驚したのは、ばってん荒川氏が亡くなっていたこと。“公式”HPが未だ更新されていないところが尚一層哀しいものがある。何はともあれ、合唱。


 テレビつけたら月9やってた、なんかクラシックのヤツ。ボクはハードロックやメタルと同じくらいクラシックが苦手なんで、当然の如く消音。幾ら上野樹里嬢が可愛いといっても我慢の限界があるワケで。ってか、微妙に飽きてきたりして。他に、結構好きっぽい水川あさみ嬢も出てるのだが、角度によっては橋幸夫本人に視えることが判明したので速やかに手を引こうと心に決めた。

 そのままテレビつけっぱで、気づいたらスマップの番組になってた。そうか、これが有名なスマスマというヤツか。鳥肌実とか出しちゃうんだ、結構侮れない番組なんだなぁ・・・と思ったら鳥肌じゃなくて木村力エラ嬢だった。その髪型、やめたほうがいいと思う、絶対。


 学生時代の徒名というのはよくできているものだ。中学に入ったら違う小学校から来たヤツで“ぱちけん”という徒名の男がいた。彼と同じ小学校から来た人間に由来を尋ねたところ、
アパッチけんに似てるから」
という答えを得たが、そこでまた思考が停止してしまった。全く似てないのである。その後、彼がアパッチけんに似ているポイントというのは、“顔”ではなく“走り方”であるというのを知るのに1年を要した。因みに、彼にその徒名がついた小学校時代というのは、オールスター大運動会でアパッチけん氏が爆走していた頃だった気がする。

 高校時代、頼んでもいないのに仮性包茎であることをカミングアウトし、やはり勝手に落ち込んでいたSという男。ボクとTは心酔するキング・クリムゾンの曲に因んで、彼に“まーず”と云う徒名をつけた。こっそり。

 さて、キング・クリムゾンにはそんなタイトルの曲など存在していない、公式には。ただ、アルバム『ポセイドンのめざめ』(この邦題は誤訳という見解が浸透しているようだ。原題:In the Wake of Poseidon)に収録されている「デヴィルズ・トライアングル」は、(a)マーデイ・モーン〜(b)ハンド・オブ・セイロン〜(c)ガーデン・オブ・ワームの3パートで構成された組曲であり、ホルストの『MARS』をモチーフにした曲であると言われている。

 ってか、“言われている”どころじゃなくて、初期のライヴではまんま「MARS」とクレジットされていたり、演奏自体もモチーフというよりも限りなくカヴァーに近かったりしていたようである。

 過去形で書いているのは、カヴァー云々(といってもそこはキング・クリムゾンロバート・フリップ翁なりの解釈はあったのだろう)はアルバム発表前のライヴでのことであり、収録の段階ではこの限りではない。

 また推量で書いているのは、冒頭にも述べたがボクはクラシックが苦手だからホルストの曲なんか聴いたことがない故、海賊盤のライヴ音源を聴いたところで、似てるかどうかなんかそもそも判らないのである。たはっ!

 まぁそんなことより、仮性→かせい→火星→マーズというネーミングセンスの脆弱性というか若気の至りってスゴイね。