有頂天のドラムの人じゃなくて

 先週のMステネタもう一発。観ていて収穫だなと思ったバンド、ジン。いや、ジッタリンとかつかなくてノーマルで“ジン”。このバンドのヴォーカルの子、色んな意味で凄いかも。嬉しい誤算で2度も裏切られた。

 オープニングで登場した時は、一瞬(親しみやすい顔つきの)女の子かなと思ったんだけど、リアクションとか声とかで、声変わりしなかった系の女顔の男の子だと思った。なんせ19歳バンド(BY-SEXUAL思い出したw)と若いですからね。

 で、『雷音ライオン』。ライヴをかなり演ってきたらしく、バックのこなれた演奏もなかなかいいが、それ以上にヴォーカルの子。荒削りだけどパワフルで気持ちいい歌唱。歌詞の単語並べも妙に味があって面白いと思った。兎に角、声がいい。少年7割少女3割ぐらいの混在感。歌いだしとか、なんとなく『忍空』の風助の声の時の松本梨香さんみたいです。

 気に入ったんで通勤中とかBONNIE PINKのベスト盤と一緒にヘヴィローテーションでずっと聴いてたんだけど、帰宅して改めてこのバンドについて調べて吃驚。ヴォーカルの子、“ひぃたん”なんて女の子みたいな名前だなと思ったらマジにヴォーカルの“娘”だった(汗)

 中性的というのともまた一寸違う、少年ぽさが魅力ですかね。次の曲も期待したい。Mステ観てた限りじゃアレでしたが、HP視たら女の子っぽい感じの写真もありました。中性的で思い出したけど、GAOって今じゃREAL“G”名義でラッパーとして活動してる(しかも結構偉くなってる)みたいですよ。