正真正銘リアルVGA化!

 どうにも諦めきれなかったのでしっかりバックアップとってから再びW-ZERO3の(システムからの)リアルVGA化に着手。といっても、以前挑戦した時(http://d.hatena.ne.jp/STARLESS/20060814)に出た不具合(アドレス管理ソフトが起動しない)さえ克服すれば使用にあたっては問題ないワケだから、そこをアイデアと気合でなんとかしようというのが今回の主旨。

 一応復唱しておくが、“アイデアと気合で”なんとかしようというのである。当方、スキルなんか微塵も無いんでね。つまり、アドレス管理ソフトがリアルVGA環境下で起動するようにするのではなく、飽く迄も起動しない前提で如何に不便さを軽減するかというのがキモだ。

 アドレスをCSV(データをカンマで区切って並べたファイル形式)で出力したり、それを取り込んだりしてデータをコンバートするソフトがあったので転用。吐き出されたCSVファイルを、一旦PCに送り(W-ZERO3にプレインストールされてるエクセルじゃ貧弱過ぎる)、区切り位置を読み込んで普通のエクセルファイルに変換し、名前と電話番号とメールアドレス以外の不要部分を削除して保存したものをW-ZERO3に戻す。

 なんてことはない、シンプルこの上ないアドレス帳の完成である。あとはランチャソフトとかボタン割り当てソフトにショートカットを登録すればいい。ただ、メールの時はアドレスをコピペして宛先欄に貼ればいいが、電話となるとアドレス帳(というか唯のエクセルファイル)を視ながら番号をひとつずつ手動で押すしかない。最先端の携帯端末で手入力なんて全くもって笑えない話だが、全てはリアルVGAとして使うためだから割り切ることにした。

 アドレス管理の問題も解決(割り切り?)できたところで、改めてシステムをリアルVGA化させるための作業に入った(前回のデータは消去してあったので)のだが、ここで、前回は気づかなかった作業上の凡ミスが発覚!

 VGA化後に機能する(と思う)システムファイル群をwindowsフォルダの中に入れておくのだが、“ファイルだけ”を入れなきゃいけない筈なのに、前回は元々それらが入っていた“フォルダごと”ブチ込んでしまっていたのだ。全ての不具合はコレが原因だったっぽい。おぃぉい。

 斯くして、今回のリアルVGA化は呆気ない程簡単に、そして完璧に成功してしまった。折角作成したアドレス帳も無駄になったが、まぁアドレスソフトが問題なく起動してるんだから寧ろそれでいいんだけど。


『キャプテン』最終話迄鑑賞。たった26話に、こんなにしっかりと話を詰め込めるものなのか。内容と同じくらい感心した。