我が国では一般的に萩本欽一氏を指します

ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳

 帰宅して、なんとなく着メル音を変えてみた。米帝の某動画置き場から拾ってきたアニメのOP動画から部分的に音だけキャプチャして作成。今後暫く(飽きたら終了)は、W-ZERO3にメールが届く度に
「ばくはつ五郎〜〜〜〜!」
 とW-ZERO3が吼えます。いいでしょ(賛同されない気もしてる)。この『ばくはつ五郎』なるアニメが放映されたのはボクが生まれる5年も前になる。原作は『ばくはつ大将』という漫画。勿論ちゃんと観たことも読んだこともないんですが。でもこんなタイトルのアニメがあると知った時は正直やられたなぁと思ったモンです。自分は思いつけなさそうで。

 そんな、ばくはつ大将・・・というか、ばくはつ五郎なワケですが、大学に居た病的なSNKマニアのIという男はこの作品を知らず、ボクに大笑いされてかなり自尊心を傷つけられ、トラウマになったと思います。

 というのも、SNKは昔のアニメや特撮からゲームキャラの必殺技をよくパクります。個人的にはパクリセンス自体は惡くないのでヨシと考えているのですが。で、『飢狼伝説』のホンフゥというキャラの超必殺技が「爆発ゴロー」なのです。

 この他にも新造人間キャシャーンネタとか破裏拳ポリマーネタとか挙げたらキリがありませんが、Iはどれも知らなかったので相当ショックだったようです。温故知新とはよくいったものです。ボクの場合はウンコチンチンですが。

 これ以外、一口に「大将」といっても、世の中には様々な大将が存在します。
ビートたけしのスポーツ大将:若き井出らっきょや大森うたえもんといったたけし軍団草創期のメンバーが大活躍したスポーツバラエティ番組。あとポップコーン正一・正二か。。。

暴力大将:最近はCX『くるくるドカン』で知名度急上昇中の掟ポルシェ氏率いるエレポップ&説教ユニット、“ロマンポルシェ。”のアルバムタイトル。中身以上にジャケがいい。当然、買ってます。

裸の大将:前述の掟ポルシェ氏も指摘しているが、言うほど裸度は高くない。実際は着衣の大将。

ギャンブル大将:言わずもがな、Mr.BOO!シリーズ3作目。マイケルといったらジャクソンや富岡じゃなくてホイなんだよ。ボクは「たのみこむ」の吹き替え版収録DVD化運動に参加して見事商品化に貢献した1人です。当然DVD-BOX買いました。唯一自慢してもいいなと思える己の功績(笑)

麻雀大将:ジャッキー・チェンの過去の作品から切り出したシーンを強引に繋げ、残りはソックリさん(そんなに似てないし)を起用して“それらしく”作ってしまったジャッキー映画の初期の汚点の一つ(他にも問題作あります)、『ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳(元のタイトルはビッグ・マスター)』(1978年度作品)に出てくる、麻雀拳の達人。勿論そんな拳法なんか無いワケで、格好ばかりのヘタレキャラである。とはいえ演じるは、後に『男たちの挽歌』等の好評価ですっかり個性派俳優になってしまった、ボクの大好きな石天ディーン・セキ様。個人的にはヤヴァいキャラばかり演じていたこの頃が好きなんだけど。因みにこの作品は日本では劇場未公開。ボクは妹(俺が言うのもナンだが、当時間違いなく日本屈指のジャッキー・マニア女子高生だった)のコレクションから拝借して観ました。