多分このネタ書かないと思われてそうなんで、敢えて書いてみたり

芸人殺し

 帰宅したら堀江氏の肩書(?)が社長から容疑者になってた。逮捕に至る捜査スピードについてはどっかのWebサイトに立花隆氏が寄稿していた通り。

 中長期的に(耐震)偽装事件へかなりの戦力を割かねばならぬ事が確定し、それが眼前に迫っている状況にあって、地検は偽計事件に多くの時間は掛けられないであろう筈だという事。

 しかも、万が一先の選挙で当選していれば小泉チルドレンとして政権との繋がりも発生していた程の人物故、見込み捜査すら有り得ない(もし立件への証拠物件が押収出来ないようなことがあれば地検はタダでは済まないという致命傷となる)ワケで、踏み込む以前に確固たる勝算があったに違いない、というもの。

 このヘンのマジなハナシは“なるほどね〜”くらいで締めておく。だってソッチはあまり興味が湧かないし。取り敢えず開示・報道されている情報が“本当ならば”という間抜けな一般市民目線で考えてみる。

 普段このブログを読んで下さってる皆さんならばお解りかと思いますが、社会正義とかそういうのとは無縁のブログです。飽く迄も格闘技やアニメや音楽なんかと同列に、テレビを観て思ったコトというスタンスで、いきます。

 ボクは政治以上に経済ってド素人なんだけど、無知故に思っていたコトもまた面白かったりする。今回問題となった風説の流布。この程度の所謂情報操作って当たり前に行われているモンだとすら思ってたので。

 株の世界とかってド素人からしたら凄く不思議な世界じゃないですか、株価とか上がったり下がったりするし。少なくとも無学のボクにとってはワケわかんないです。グラフとか数字でお金が生れているというのは全くもって理解し兼ねますから。

んで、まぁ一部のお悧巧さんたちがボクなんかの理解の及ばないトコロで人知れず鎬を削ってるような謎の世界なんだろうなぁぐらいに考えています。

 そういう人たちが私服を肥やしてるとかそういう風には思ってないです。アタマ良くなきゃ儲けられないんだろうし、なによりボクにはそういう芸当はできないんだから、できねぇヤツが揶揄するだけ野暮ですし。

 なんつーか『カムイ伝』でいうと、普通の人間が何も気づかず歩いてる周囲で実は忍者同士が死闘を繰り広げていた、みたいな(笑)

 彼については今迄に数回触れた記憶がありますが、一般的なニックネームでそう呼ばれているという意味での“ホリエモン”という呼称を用いたのが1回くらいで、基本的には“堀江社長”と書いていたと思います。

 だって、彼を愛称で呼ぶ程に好きでも嫌いでもなかったから。ボクにとっては叶姉妹石田純一なんかと同じお騒がせな人だもん。それ以上でもそれ以下でもなく。報道番組とワイドショーの区別もつかない人間なモンでね。

 今後は、アンチの「それみたことか」的な発言や“次代の経営者の雄”みたいに信奉・心酔してた人たちの「裏切られた」とか「彼を信じてる」的な発言や反応が頗る楽しみ。一番ずるいポジションかも知れませんが、それがボクの特等席なんだから仕方ない。

 まぁ本日一番臍を噛んでいたと思われたのは、報道特別番組の一つも組みたかったのに看板ドラマの放送があったためにどうにもできなかったCXだろう。月9の重さは諸刃の剣だったワケで(笑)

 ってかテレ朝も前原くんもハシャギ過ぎ。結局は彼らもボク同様、絶好の“ネタ”ぐらいにしか思ってないんだろうな。友人の

 自分トコの車を中国に売りたいがために、靖国参拝を自粛して欲しいとか言っちゃうような経団連奥田会長がこの件で虚業どうこう発言する方が問題では?

 という一言に一番笑ってしまったワケだが。ま〜そらそ〜だ。あと、破防法を適用されたカルト教団が宗教法人の認可を受けることに拘っていた事と、彼が経団連に入ることに拘ったのを結びつけるのはかなり乱暴ですから。選挙で負けたのは共通項じゃなくて単なる蓋然。


 テレ朝『くりぃむナントカ小池栄子ってヴィジュアルは好みではないが、あの頑張りは素直に評価していいといつもながら思う。このテの番組では、常に芸人殺し(しかもS級)。