模倣から独創への日付変更線

模倣、じゃなくて保毛尾田保毛男

 世紀の大発見。ヴァカも風邪を引くのです。昨夜(というか本日未明)布団に入っても全く寝付けない。既にエアコンを切っていたのに何故か無性に暑いし。仕方ないのでパンツ一丁で寝たら見事にプチ風邪気味に。咳&鼻水が少々な1日。やっぱノーヴラはダメよ、っていつもだけど。


 帰宅したらテレ朝『相棒』やってた。死んだ(殺された)ヤクの売人の恋人(彼女は男が売人をしていたことは知らない)の役名が白坂由美。白坂由美・・・白坂由美・・・あれ、この娘・・・黒坂真美嬢だ!こういうお遊びを見つけた時って、ちょっぴり幸せかも。

 ドラマや映画の役名と芸名の関係って結構面白い。松田聖子ならドラマ『おだいじに』での“役名”松田聖子をそのまま芸名にしたというエピソードがあるし、江口洋介が映画初主演作となった同名漫画の実写版『湘南爆走族』で演じている役名は漢字こそ違えど江口洋助だったりする。

 江口洋介は本名だし、彼は1967年生れ。一方の湘爆にしても漫画が始まった1982年に作者の吉田聡氏が当時15歳の一般人である江口少年の名前から主人公の名前をつけたとも思えない。本当に数奇な運命なのだ。


 ボクが政界に打って出る際には是非ともブレーンを務めて貰おうと思っている(ってか政界に出る予定なんかありゃしませんが)リアル友人E氏よりメール。“例の”IT企業の件。

 この状況下でキチンと批判する資格があるのは○○○○氏とか○○○の教授ぐらいじゃねぇの、とのこと(まぁコレ以外にも鋭い考察諸々)。相変わらず冷静且つニヒルにして手厳しく、正確。友人に、適度に捻くれたキレ者が居ると退屈しなくていいです。

 個人的には、先日の日枝くんの談話で思う存分爆笑させて貰ったんで(無茶な新株予約権発行とかしようとしてたお前が違法性云々語るなよ、と)この件はもう終了と思ってたが、もうちょっと静観してもいいかもね。


 自分の文章に自分らしい文体スタイルなんてモノがあるとしたら、それは何時何処でどうやって獲得(形成)したものなのだろう、なんてフと思った。

 逆に言うと小説なんて数える程しか人生で読んでいないので、列挙したらなんか解るかも知れない。

一冊程度だと
三島由紀夫(何読んだか覚えてない)

数冊程度だと
筒井康隆
川端康成

こんな感じ。小学生以下の読書量。自分で思い当たるフシがあるのは、極稀に文末で“けけけ”って使うかな、ぐらい。コレ筒井風。

コラムやエッセイの類でも
景山民夫(幸○の科学に入信する以前の作品のみ)
泉麻人
ぐらいかな。あんまし記憶がないんだけど、もし文末で“〜ってバカヤロ”とか“〜ってコノヤロ”とか使ってたとしたら、コレ景山風。ってか、ホント読書しない人だね、オレは。ってか殆ど十代の頃に読んだモノばっかじゃん。川端康成なんて卒論(何故か文学部だったので)ネタだし。

 このブログを書くにあたって、独自性を持たせようと恣意的に使うようになったレトリック(ここでは単に“文の修飾”という超広義的意味合いなんで、もしかしたらテクニックといった方がいいのかも知れませんが)としては、
「バ・ビ・ブ・ベ・ボ」→「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」
「給え」等の、思い出したように突然使用する旧仮名遣い
「ワケ・トコロ・モン・ダケ・ナン」等の片仮名遣い
「悪」→「惡」等の旧字体

 逆に、必然性が無い限りなるべく使わないようにしているのがAAの類。チャットのように不特定多数で行う刹那的・流動的な会話群にあっては、寧ろその場の“感情や気分”を伝えることが最も大事だったりするので逆に有効だと思うんですが、文章では(こんな駄文であっても)なんか違うかなぁって思ってしまうんですよね。本当は(笑)みたいな“()”遣いも控えたいと思ってる。まぁ、文字自体が所詮記号でしかないのだけれど。

 更に、最近気づいたのは
文中の一人称が固定されていない
「オレ・俺・ボク・僕・ワタシ・私」等が頻繁に入れ替わっているようなんですが、これはコレで意味がありそうなんで今後も放置すると思います。あと
「漢字が多い」
単なる合理主義の顕れですかね。上記の“コト”等の一部表現を除き、文字数の節約になる場合は漢字になっているケースが殆ど。でも漢字好きってワケじゃないんです。漢字検定とか持ってません。ファンデーションも使ってません(古)。漢字って良くも惡くもかなり語意を絞り込むと思うのでヘンに拘らずに平仮名も使ったりしたいんですけどねぇ。

 他に・・・ナンかあるかな。

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