ビバ!!ベラボーマン おにぎり、くわんかい
新潟日帰り出張。新幹線から一歩踏み出した瞬間、その寒さに身震い。明らかに帝都のソレとは違う。ただ、市内は予想以上に雪もなく天候も良かった。訊けば、ここ数日中では奇跡的に天気の良い日なんだとか。こんなトコロで運使っちゃったかな。
夕刻、新幹線で遅い昼食を食みつつメールチェック(会社のアカウントのメールも直に取れるぐらいが味ポンのいいところか)。社員の情報共有としての社内メールを社外でも読むにはどうしたらいいだのという、実に下らないIT原始人の提言に社長が喰いついていた。
その原始人は、一旦フリメに転送する設定にしておけば添付ファイルあった場合も含めて社外のPCからもチェックできます!、的なことを自慢げに社長にメールしたようで、これについて社長が社内識者(システム管理部の連中に混じって俺まで名指しかよ)の意見を求むというメールを配信していたのだ。
ヤな予感がしたんで速攻で返信してみた。内容としては社外のPCからのアクセスに伴う危険性について。そういうコトを言うヤツに限って履歴やパスワードをしっかり消去できるスキルはない、みたいな。
だいたい、ウチの会社レヴェルで添付ファイルのあるメールなんかそうそうないワケで。下らない内容が殆どなんだから転送とか小難しいコト考えなくても配信希望者個人の携帯アドレスを社長のアドレス帳に登録しとけば済むコトだ。セキュリティについては会社から支給されているモノより個人の携帯の方が皆大事だろうし(笑)
マジなセキュリティの話をし出したらキリがないが、ウチならこの程度が手軽に実現可能な方法である、というようなコトを社長に読ませる向けの文章に変換して送信しておいた。ってかこんな下らないコトでメールさせられる自体、迷惑千万。
数十分後、ヤな予感的中。
「キミたちには意見やアイデアが無いのか!そうでなくてもメールを返さないのは何事か!有用な意見を寄せてくれたのは○○くん(私)だけじゃないか!」
と社長の怒りメールが再度さっきのメーリングリストの連中に配信されていた。でもあんまし目立ちたくないんだけどね。怒られるよりマシだけど。
ただ、ボクが社長に返したメールには、「あと、ビジネスメールの書き方が解ってない人間が多いのもどうかと思います。今後は社外の方とのメールでの遣り取りも増えるでしょうからこのヘンの教育もしてはどうでしょうか。これでは会社の恥です」みたいなコトも書いておいたのだが、今日の本題とは主旨が違うからなのか、コチラには触れてなかった。ってか自分のコト言われてるって気づいてもないんだろうなぁ。。。
東京駅からの帰宅中はペーエスペーでナムコの珍作『超絶倫人 ベラボーマン』をプレイ。1面毎のセーブにてほぼノーミス状態で6面迄。ナムコ(旧:中村製作所)っていうとボクの中では日清製粉と企業イメージがダヴる。ハイセンスなCMを展開する一方でヴァカCMも欠かさない、みたいな。
ナムコもそういった感じかしら。『パックマン』『マッピー』『ディグダグ』『スカイキッド』といったキャラもゲーム自体のヴァランスもセンスのいいゲームを量産している一方で、結構アグレッシヴなゲームも多かったりするイメージが強い。
『ワンダーモモ』のキワモノさは言うに及ばす、『源平討魔伝』『モトス』『スターラスター』『ドルアーガの塔』にしても、一歩間違えば・・・になっていたかも知れないワケで。なんとかと天才は紙一重ってヤツですよ。
他社よりもゲーム外への広がりというか遊び心に溢れている感じがするんですよね。「クーソーしてから寝てください」「クーソーは頭のコヤシです」とかのCMのコピーも奇知に富んでいたと思うし。
また、当時ゲーム音楽というジャンルでの音源発売に関しても、単にゲームの音を収録したダケのモノが多かった時代に逸早くコンセプトアルバム的な趣向を入れたのもナムコだったと思う。
特に『ナムコ ビデオゲーム グラフィティ』ではA面は各曲オリジナル〜アレンジで繋ぐようなワリと硬派な感じにしつつ、B面はパックマンを主人公にしたコミカルドラマ仕立てだったりして正直ヤラレたと思ったモンです。声優陣も何気に豪華で
パックマン:坂本千夏
マッピ−,マシュリン:室井深雪
ニャームコ:龍田直樹
プーカ:菅谷政子
ホブリン:沢木郁也
でした。ってかプーカ役に菅谷政子先生ってのは普通思いつかない。これだけで参ったって感じ。因みに菅谷政子さんは『忍者ハットリくん』のケンイチ氏とか『エースをねらえ!』の愛川マキ(エースはリメイクも含めて何作もありますが、愛川マキだけはずっとこの方!)の声をされています。
んで、パックマン一行の珍道中(ドライブ)の途中でゲームを元ネタにしたオリジナル歌謡曲が挿入されるというニクい作り。
かっとびラリーX/円快注
ハードロック風。元ネタゲームは『ニューラリーX』
ちょっとマッピー男の子/ツベルクリン
もろに○ニャ○子クラブなアイドル歌謡風。歌ってるツベルクリンというグループ(?)は確か女子大生集団だったような。そういやこの頃は女子大生ブームでしたね。
恋のディグダグ/まさごろ
ポップス風。歌ってる“まさごろ”という方の声が滅茶苦茶可愛いです。普通に名曲。
目蒲線の女−リブルとラブルのお話−/日吉ミミ
演歌ですよ日吉ミミさんですよ。いやぁ心に染みます。なんで『リブルラブル』が演歌、なんて思ってる場合じゃない。演歌は日本の心です、と城ノ内早苗も会員番号の歌で歌ってたじゃありませんか。因みに東急目蒲線って今の目黒線と多摩川線です。ナムコが沿線にあったんですよね。
♪小山に初雪 ああひとり 歩く♪
♪矢口渡で ああひとり 泣いた♪
とか駅名系演歌でいいです。
何年かして発売された『ナムコ ビデオゲーム グラフィティ vol.2』では、ワンダーモモ(変身前パートはまさごろさんが歌ってました)以外は歌アレンジ無かったのが妙に哀しかったですね。でもいい作品ですよ。やっぱこの頃までのゲーム音楽が好きだなぁ、ピコピコしててさ。
namco VIDEO GAME GRAFFITI VOLUME2
- アーティスト: ゲーム・ミュージック,ナムコット・グランド・オーケストラ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1987/10/21
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