鍋島藩脱藩 広域指定重音楽或いは六本の狂った鋼の振動

ナンバーガール

 午前中は強引に半休を行使。Bフレッツ工事の現場調査立会いがあったので。結果、惜敗。社宅からすぐの電柱にあるMDF迄の社宅側の配管が建物の規模の割りに極端に細いらしく、既に色んな線が一杯でケーブル通せないんだとか。姉歯ヒューザー以外にも許せないぃ〜ヤツがいるぅう〜(by 杉良太郎)ってコトで。

んで、NTTの人の話曰く
「建物の外壁沿いにケーブルを取り廻す方法があるのですが・・・」
あー、言いたいことはわかった。前の社宅の時と同じで外壁にビス留めする許可が必要だというのだろう。以前の社宅でBフレを通した時は、半年後に社宅移転のために取り壊すことが決定していたし、1階の住人はボクしか居なかったから好き勝手できた。しかし、今回はやはり無理だった。
「新築だし、そういうのは勘弁願えないかな」
と管理者のおじさん。親会社のグループの不動産管理会社の偉いさんなんでこれ以上抗うこともできず。Bフレッツは断念するしかない。馬場正平が巨人軍の宿舎の風呂場でスッ転んでプロ野球を断念したが如く。

 NTTの法人担当者(いつも総務からココを通すことで一般よりは早くコトが進むのです)からすぐに電話があった。ADSLは開通工事当日の立会いだけなのだが土日祝日というボクの要望を聴くとなると1月中旬あたりしか無理だそうで。まぁ仕方ないね。そもそもBフレの保険のつもりのADSLの方が遅くなったのも社宅の管理者側の責任だし。当分は味ポン接続確定。

 悲嘆に暮れていた(何故そこまで凹むかというと、局から遠いので50Mbpsコースでも実質400Kbps、つまり0.4Mbpsしか出ないのである。先に導入した人から聞いた)ところへ、例の管理責任者のおじさんから電話。
「遅くなって申し訳ないね。今日からテレビが映るようになったからッ!」
街頭テレビで力道山観てた世代じゃねぇっつーの。テレビなんかで大喜びするかよ。まぁ、無いよりマシだけど。


 夕方、社内PC入れ替えの予定を少しでも繰り上げたい総務部長がPCを社内に運び込ませた。電源は入れなくていいから取り合えず全員デスクの上に設置しろ、と。今迄俺専用PCデスクにしていた(本来のデスクとは別の)机は撤去されてしまうので自分のデスクに置かねばならない。これは大変だ。ボクのデスクは散らかり撒くっているのです。

 自分の部屋は整然としてなきゃイヤな性分のクセに、会社のデスクは散らかり放題でも気にならないのは何故なんだろう。取り合えず置いてみたらマウスを動かすスペースが皆無。家からキーボードを持ってくることに決定。マウスの話なのにキーボードとはこれ如何に、と思うかも知れませんが、ボクはこういうの
ttp://www-604.ibm.com/webapp/wcs/stores/servlet/ProductDisplay?catalogId=-392&storeId=10000392&langId=-10&dualCurrId=9983403&categoryId=13875900&productId=8627130
を愛用しています。

 んで、以前IBMがPC関連事業をレノボに売却すると訊いた瞬間に購入した予備があったのを思い出したので。そういや昨日の週アスの物欲番長でこれのテンキーレスverが採り上げられてましたね。ボクも打鍵感以外は文句ナシかな。


 帰宅してブログ視たら延べ11万HITを達成していた。細々やっているつもりながら年間11万ですか。凄いモンです。でもキリ番自分で踏んでてショック。兎にも角にも読者の皆様に感謝ですね。いやマジ足向けて寝れません。ってか方向知らんけど。


 早速映るようになったテレビをつけて衝撃。『はぐれ刑事 純情派』にて田崎刑事役の、気孔拳を使わない方の麗こと岡本麗が退職。ってあんまし興味もないんですけど。どうでもいいがお別れシーン長過ぎ。まぁそれはいいとして、この先テレビで彼女を視ることができるだろうか。


〜ヴォーカリストとしての田渕ひさ子嬢を考える〜
 ナンバーガールの紅一点、ギタリストの田渕ひさ子(現:ブラッドサースティー・ブッチャーズ)嬢について。ナンバーガール映像集(DVD)『NUMBER GIRL』の「ナンバーガールを映像で思い出す」で『無常節』を堂々と歌い上げるひさ子嬢を観ても、DVD『騒やかな演奏』のオマケ映像でテレながら「真っ昼間ガール」を歌うひさ子嬢を観ても、あまりピンとこなかった。一応歌詞はこんな感じです。




因みに『騒やかな演奏』のオマケ映像verでは冒頭の(探・して・新・宿)の代わりに

あなたがくれた ピンクのルージュ
今はもう つけてない
あなたと撮った 写真はもう
今はもう 残ってない

 という歌詞がついていて、“真っ昼間から 飛び降り自殺〜”の部分はありません。そりゃまぁテレるか。ネット上なんかでの、テレ具合が生々しくていいという意見が多いことには、まぁそれなりに賛同しますが。因みに、この曲の正式リリースverでは、結局業を煮やした(?)向井氏が自分で歌っているのでした。

 ただ、先日購入した『OMOIDE IN MY HEAD4 珍 NG & RARE TRACKS(初回生産限定盤)[Limited Edition]』に収録されている「真っ昼間ガール(田渕ひさ子ver.)」を聴いて、ボクの胸キュン歌唱メーターが物凄いイキオイで振り切れた。う〜ん、イイ。これは、イイ。

 実はこのテイク、向井氏が東芝EMIの新人発掘担当者を騙すという“お遊び”目的で作成されたらしいが、それにしちゃあ素晴らし過ぎ。いやマジでコレ聴いてピンと来ないようなら新人発掘担当は荷が重いでしょ、っていうぐらい新人っぽさ初々しさ、そしてそれ以上に声の可愛さがたまらない。

 ジャズマスターをマイクロフォンに持ち替えてもイケるんじゃないかしら、なんて思ってしまいますね。ファンならこの1曲のためダケに購入しても損は無い、かもよ。ってか、全曲イイんだけどね。

 ナンバーガールというバンド、世間では普通にロックという扱いなんだけど、ボクの中ではどことなくプログレに近いような気がして仕方ないんですよね。うまく言えないんですが、変拍子とブレイクが多いとかそういう表層的なコトではなくて。

OMOIDE IN MY HEAD4 珍 NG & RARE TRACKS(初回生産限定盤)

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