AKINAちゃんはこの前「トリック」出てた、地味に。

Folder5

 帰宅してフと天井を見遣ると、曲者が。すわ、うぬは甲賀か、はたまた伊賀者か!一石一城の主兼御庭番衆御頭として見過ごすワケにはいかぬ。引越してきてこんなに早く愛刀(命名:無星)を抜くことになろうとは。

 曲者とはいえ、素性がハッキリせぬ以上は生かして捕らえる必要がある。取り敢えず傷を負わせぬ程度に突付いてみたところ、あっけなく床に落ちた。観念したのか全く抵抗しない。凝視してみれば、唯の天道蟲だった。外に逃がしたのだが、よくよく考えたら暖冬と云えど今は冬。結局殺生をしてしまったワケで。ごめんね。

 言い訳かも知れないが、今日から来夏物の展示会。ノースリーヴ、キャミソ、インナーとしてではない単品のカットソー、麻のジャケット・・・こういう業界なんだから当たり前なんだが、季節感なんぞ全くないのである。


 へるしーさんの本日のブログ(http://d.hatena.ne.jp/healthy0107/20051205)、個人的にとても面白(興味深)かった。同じ作品を鑑賞しつつもリスナーとしてのスタンスの違いがこんなにも如実に顕れるってのが。

 Folderを最初に聴いたのはポンキッキーズだったかな。当時大学生。確か「パラシューター」を歌ってて、ヴォーカルの男の子の歌唱がなかなか凄いと思った。が、同時にもう1人の男の子とセットでグループには邪魔だなと思った。アイドルグループに本格派ヴォーカリストと男子は不要。これが当時のボクを支配していた考え。

 SPEEDにハマりかけた(ハマってたという説も)のは、“アイドル歌謡”という範疇にしっかり留まった中での島袋・今井両名(ムーンライダースのギタリストは白井良明)の歌唱力もそうだが、それ以上に仁絵ちゃんのダンスが素晴らしかったから。ダンスの実力はアイドルを逸脱していて大いに結構、というのがボクの自論なので。そういう意味で、やはりFolderには興味が湧かなかった。

 しかし時を経て、“彼ら彼女ら”は“彼女ら”となってボクの前に再び現れた。ザッピング(死語)中に偶然眼にした「THE 夜もヒッパレ」その、一種茶番とも寸劇的とも思える特有の耐え難さを耐え、ボクは彼女らのシーンだけを録画していた(PCを購入してからキャプチャ&編集したことは言うまでもない)。

 オリジナルの楽曲にしても、「SUPERGIRL」「AMAZING LOVE」「Believe」「STAY‥‥」「Final Fun-Boy」「GO AHEAD!!」「Magical Eyes」「MY MIRACLE」シングルにハズレが無い(勿論ボクにとってのコトだが)というのは異例中の異例。特に「STAY‥‥」が好きだ。

 当然、ボクの場合は『Folder+Folder5 SINGLE COLLECTION and more』では主に8曲目以降を聴く。上記の、Folder5としての一連のシングルカットを聴き、ラストの「あの空のむこう」でついぞ泪するワケです。

 因みに、ボクはARISAちゃん派でした。当時、チャットで知り合った高校生の男の子が中学でクラスメートだったというのを訊いて「いいなぁ〜」って言ったら、頼んでもないのに卒業アルバムをスキャンしてメッセで送ってくれました。門外不出(UP厳禁)の家宝です。当然、ヘンなコトにも使ってませんよ。ボクにとってのアイドルは性欲の対象ではないので。

 そんな、Folder5の思い出。んで、大地くんのその後については以前書いてました(http://d.hatena.ne.jp/STARLESS/20050622)。へるしーさん、彼も頑張ってますよ。

 思い出し。好きだった団体の人がその後予想だにしない活動をしているのを視ると必要以上にゲンナリするものだ。高校の頃に好きだったGARGOYLEというサタニック系ヘヴィメタル(ボクはそうは思わないのだが、宝島でそう分類されていたので)バンドのギターの人(屍忌蛇しーじゃ氏)が脱退後にアニメタルのメンバーとして再デヴューしてたと知った時は流石に凹んだものだ。

HYPER GROOVE PARTY

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