髪は、寧ろフサフサしてたんですが

鈴木慶一さん

 通勤中はペーエスペー(独逸風)でエミュ。やっぱりあの操作キーはアクションゲームには向いていない。任天堂に使用料払ってでも“あの”十字キーを採用すべき。仕方ないので本来はあまり好きじゃないRPGでもやることに。ドラクエとかFFってあんまし好きじゃないんでマザー(1作目)をやることにした。

 どことなく牧歌的でいいな。音楽はムーンライダース鈴木慶一さんがやってるんだけど、なんか凄くいい。まぁ、気長にコツコツやるかな。合間に影の伝説とかもやりながら。


 ホワイトバンドが売上げの一部を基金に寄付したらしい。言わんこっちゃない。単に寄付すりゃいいってもんじゃないところに賛同した人々の気持ちを見事に踏み躙ってるワケで。

 かといって万引き見つかったヤツが「払えばいいんだろ」って開き直ったのと同じような印象も否めないし。要は、金回りの不透明な慈善系の運動はやっちゃいけないってコトだぁね。


 会議・会議・会議。2つ目と3つ目の会議は途中寝てた。奇跡的にバレなかったよ。

 そんな、昼休み。隣の部署のYさんがMixiやってた。意外な人に意外なネットワークがあるモンだ。この人PC持ってないのに。意味もなく会社に残ってるのはこういうワケか。取り敢えず話し掛けてみる。
「へぇ、Mixiなんかやってんの?」
「コラコラ視るんじゃないわよ(笑)」
「この距離で文面迄視えるワケないでしょ。どうスか、面白い?」
「ま〜ね〜。アンタやってないの?」
「誘われたことは何度もありますけど、その都度丁重にお断りしてる感じっスね。俺の場合、こんなんやりだしたら会社来なくなりそうだし」
「大袈裟ねぇ」
 さぁね。確かに大袈裟かも知れない。でも、大袈裟じゃないかも知れないし。なんつーか今のまま、はてなダイアリーをコツコツ書いてる方が性に合ってる気がする。コミュニケーション過剰になってくると突然何もかもがウザくなったりするような、ヤな性格だし。


 つい先日行われた同期のA嬢の結婚式の写真を見せて貰う。この人おべんきょは相当デキるらしいが一般常識がかなりアレなんで、結婚式に招待した人選もかなり社会的常識に照らし合わせて???だったらしい。あの人呼んどいてこの人呼ばないのはありえない、みたいな。呼ばれた人達も行ってみたら謎だらけの人選にかなり驚いたと言っていた。

 こじんまりと親しい人たちだけでという式で、たまたま仲のいい人が会社の人だった、ということならそれでいい。しかし、かなり盛大であり、(現在社会的に帰属している)会社の人たちという形をとりながら(数十人呼んでる)出席者の誰もが疑問符だらけの人選というのは社会人としてかなりマズい(事前に、老婆心から忠告したら「だって全員呼べるワケじゃないじゃないですか」と逆ギレされた人もいたらしい。)。

 これで会社も辞めるってんならいいんだろうけど、そうじゃないようだから益々???である。同期にしても、俺を含め誰も呼ばれてなかったというから驚いた。俺は結婚式なんてウザいから別にイイんだけど、自分の時は呼んだのに呼ばれなかったY嬢やI嬢といった他の同期の面々は怒りを通り越して呆れていた。まぁ宇宙と交信してるような人だから仕方ないか。

 話を戻す。最初の写真にA嬢とおじさんが写っていた。若作りの親父さんだと思ったが、
「この人が旦那さんですよね?」
と一応ボケる。しかし、
「そうなのよ」
と言われて唖然。勝手に歳が近い人だろうと思った俺が惡いワケで。ボケ損。しかし、更に衝撃の一言。
「5歳上なんだって」
まてまてまて。A嬢とボクは同い年である。だからどう若く見積もっても45歳にしか視えないこのおじさんが5歳上のワケがない。
「パードゥン?」
思わず中学1年程度の英語力で聞き返す始末。
「だからぁ、この人35歳なんだって」
「ちょっと待って下さい。ボク5年後はここまで老けてないです!」
意味不明のコトを言ってしまう私。
「まぁ、医者だからねぇ」
いやいやそれは逆に職業差別でしょ(笑)

 俺が子供っぽいのか彼が老けているのか、もうワケが解らなくなってきた。世間で言うインテリ系職業というのを差っ引いてもかなりボクとは違う種族の人っぽい。うんこちんことか一日中言ってたりしねぇんだろうな。辞書でエロい言葉をひいてはニヤニヤしねぇんだろうな。地図でエロい地名を見つけては狂喜乱舞しねぇんだろうな。リアルでボクを知る人々よ、ボクは真っ当な30歳に視えていますか?