抑えられない発作

秋山仁の数学ミステリー

 目覚ましを無意識に止めていたらしく、午前中に起きることができなかった。気づいたら夕方、16時になろうとしていた。普段ならばもうこんな時間からは滅多に出掛けないのだが、突然猛烈にPimpというLED系リストウォッチ(http://d.hatena.ne.jp/STARLESS/20051008)が欲しくなったので中野まで買いに行く。

 これで今月はほぼ毎週末中野に行っているワケで。先週はPimpを買うつもりだったがEG EleeNo Graphicという時計の9ブロックスというモデルの方がいいかな〜と思ってしまい、悩む。が、9ブロックスはバンドの形状が気に入らないので結局どちらも買わずに帰ってきてしまったのだ。でも今日はキメるゼ。

 店員のおねぇさんに言ってPimpをケースから出して貰った。渡される際に
「重いですよ」
と言われたが、手にとった瞬間、
「わ、軽い!」
と言ってしまった。
「え、軽い・・・ですか?」
「今迄GSXの重量級モデルとかばかりしてたんで」
「あぁ(笑)」
 この店でもGSXを数点扱っていたのでそう言ってみたが、やはり意味が通じたようだ。ってか、絶対GSXのINSECTより重いだろうとばかり思ってたんで少々拍子抜けしてしまった。もっと重い方がよかったなぁ。こんなんでも世間一般の腕時計よりは重いのねぇ。

 さて、実際にボタンを押してLEDを点灯させて貰ったところ、単に時間分マスのLEDが点灯するのではなくスパイラル点灯をするというニクい演出だった。この瞬間、オレの物欲メーターが振り切れた。

 LEDの色は普通の白色も惡くは無かったが、折角なので世界初のブルーLED採用というPimpのウリを重視。バンドはラバーではなくメタルの方で購入。

 今日は他に買いたいものも無かったのであっさり帰宅、の予定だったがゲーム屋さんだけ覗いてきた。自分はもうゲーム機も所有してないし、エミュレーターの起動も年間数回(しかも数十分程度)だが、学生の頃は一日20時間近くプレイする程度にはハマってた。

 なので、レトロ系のゲーム屋さんは懐かしい感じがして今でもたまに覗いてしまう。しかし、レアゲーのプレミア価格には毎度驚かされる。『機動戦士 Zガンダム ホットスクランブル』のゴールドカセットヴァージョンが約30万円(このヘンは安い部類なんでうろ覚え)。同じくゴールド版の『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』が約40万円。カセットがゴールドメッキになってるダケなのに。マニアの世界は深いね。

 んで、スーパーファミコンの『ヨッシーのクッキー クルッポンオーブンでクッキー』は約50万円だったような。地方のイベント関係でプレゼントされたものなので500本しか現存しないとはいえ、である。因みに、NHKソフトウェアから発売されたPCエンジンソフト『秋山仁の数学ミステリー 秘宝「インドの炎」を死守せよ!』はもっと高かったです。凄ぇ世界だわ。

 そういや引越しの時に棄てちゃったけど、メガドラの『ガンスターヒーローズ』って今は1万円以上するのね。買ったときは中古屋で千円してなかったと思うけど。なんだかな〜(by 阿藤快)


 帰宅中に『あずみ』6巻迄読了。自身の立場(身分)と重責に目覚めた秀頼が、あずみに介錯を頼んで切腹するシーンでウルっときた。しかし、原作を読めば読む程、実写版が本当に上戸嬢でよかったのかしらと思わずにいられない。白人系とのハーフという設定を生かすなら安良城さんとか推定少女Lissa嬢の方が“本来は”適任だよな。


 自称狂言師のエセプロレス興行参戦だそうで、実にヴァカヴァカしい。こういう企画キライ。ということでオレが考えたドリームマッチ。
東方不敗マスターアジア(機動武闘伝 Gガンダム) VS 静 弦太郎(アイアンキング)
両名とも、生身でロボットや怪獣を倒すという破天荒な強さですから面白そうな気がしますね。

 今、不意に目覚ましが鳴り出した。ということは、今朝は“止めた”んじゃなくて“鳴っても寝てた”ということか。凄ぇなオレ。