墓場までは持って行けないのに

〜珍しくニュース(?)ネタ〜
 仕事前にnikkeibp.jpを視てたらオシッコ漏れそうな衝撃!
マイクロソフトWindowsを搭載したスマートフォン(携帯電話端末)が、日本で初めて発売される。発売されるのは、マイクロソフトのモバイル機器用OS「Windows Mobile」を搭載した携帯電話端末、通称「Windowsスマートフォン」だ。

 国内初のWindowsスマートフォン端末は、まず、シャープから提供される見込み。通信事業者はウィルコムになると見られる。マイクロソフトとシャープ、ウィルコム3社の事業提携や、新端末、新サービスの詳細は今週にも発表される予定だ。』

 ってマジかよ。来月下旬に発売される京セラ製新端末に機種変しようって時に、今度はスマートフォンの発表っスか。やってくれるじゃないのシャープさんよぉ。目のつけどころがシャープ兄弟ですよ、シャーク堀口ですよ、安岡力也(現:力也)ですよ、ってソレはシャープホークス。

 取り敢えず来月の機種変は当然しつつ更なる乗換えも視野に入れて検討するつもり。なんたって俺は、モバイル王になる男だから。


 帰宅中に週アス。クセでつい買ってしまうが、今週はDVD・HDDレコーダーの特集だったのであんまし意味なかったかも。全然興味ない機械だもんなぁ。

 レコーダーって本当の意味でのバックアップ(つまりコピー)とれなかったんじゃなかったっけ?いや、最近のはよく知らんけど。私的利用と著作権侵害の間で「ボタン1つでDVDに簡単コピー」とかいいながらコピー完了と同時に元ファイルが消去されるような仕様だったような覚えがあるんだけど。つまり、実際はコピーではなく移動、みたいな。

 しかし、そこまでしてプロテクト染みたことをする意義は、果たしてどれくらいあるのだろう。ちょっとしたツールや知恵或いは機器を使えばCCCDリッピングはもとより、スクランブル信号やCSSプロテクトを解除し、複製又は”それなり”に複製に近いバックアップを作成することも不可能ではない。”再生画面ごと”キャプチャするなんて荒業だってあるし(かなりヴァカヴァカしくて本末転倒っぽいケド)。

 話を戻す。当時のボクは、家電ライクなDVD・HDDレコーダーより、PCでMPEG2キャプチャ&再エンコードして動画ファイル化してHDDに入れておく(勿論、DVD-Rでバックアップ)方が正しい気がしてた。別に、P2PでUPするワケではなかったが、多少煩雑な工程を経てでも将来的にプレーヤーを選ばないファイル形式で保存する方が素人っぽくなくていいと思ってた。過去形なのは、現在はそういう環境や周辺機器を手放してしまっているから。

 因みに、ボクは再エンコードする時は、どんなモンかと試した以外はコーデックにDivXを殆ど使ったことがない。天邪鬼なんだろう、最初はXviDだった。その後、(当時の)違法ファイルの殆どがDivXエンコードされていることや真空波動研などのコーデック判別ソフトの存在を知った。

 このまま違法ファイルが蔓延した場合、将来的にプレーヤーやOS側でコーデックを判別して再生規制をかける、なんてコトになったらとんだとばっちりだ、なんて被害妄想気味の杞憂すらした。

 というワケで、その後はMPEG(1)で如何に綺麗にエンコードするか、というコトに拘った。幾らなんでもMPEG関係は規制しないだろ、と思ったから。WMVにしなかったのはマイクロソフトへのささやかな抵抗かな。やっぱ天邪鬼なんで。

 確かに、DivXをはじめとするAVI系の画質には少しばかり及ばないものの、TMPEGenc等のソフトを用い、適度なビットレート設定と絶妙のフィルタリングで時間を掛けて丁寧なエンコードを施せばかなりの画質のMPEG1動画が作れると解った。

 当時使用していたマシンはデスクトップVAIOのPCV RX-55(現在はid:yoitikinako氏がオーナー)。VAIO type-Xの原型的位置づけのマシン。ただ、VAIOのギガポケットを使用するのはMPEG2キャプチャのみで、再エンコードにはわざわざ購入したTMPEGenc for VAIO(VAIO専用版)を使っていた。仕上がりが雲泥の差なので。

 元々、レアヴィデオのデジ化永久保存をするためにやっていたのでノイズフォルタもかけねばならなかったこともあり、30分動画を綺麗に再エンコードするのに10時間以上を要した。勿論、他に作業は一切せずに。セカンド、サードマシンでなければここまでの専業はさせられない。当時、ボクの部屋にXPマシンが何故か4台あったが故の芸当、である。

 ここまで凝ったキャプチャ&再エンコードをやらなくなったのは、そこまでやって作ったファイルも、結局観ないで放置してるということに気づいたから。本当に“保存だけ”が目的になっちゃぁ無意味だな、と。