キング・オブ・脇役の石天様

石天(ディーン・セキ)

 夕方起床。『笑点』のトップバッターに“遅れてきたルーキー”ことBOOMERの2人が出てた。頑張ってるなぁ。ただ、ネタがトレンドから乖離しているのが残念だが、実際のところ、世代的には今の中堅クラス級だから仕方ないね。因みにこの2人、昔々は『時代錯誤』というグループに所属して歌って踊ってたんだけど、果たしてどれくらいの人が覚えているんだろうか。時代錯誤はJ・チェン主演『大福星』の主題歌(多分日本版のみだと思う)もやってます。ビデオにはオマケか何かでPVが収録されていました。そんな笑点、来週はレギュラーがでます。


〜夢辞典(ttp://www8.cds.ne.jp/~coolsite/makoto/yume/)〜
 中学生ぐらいからちょくちょく見る悪夢を解明したかったので。キーワードは“自転車”。その意味は
【自転車】×(凶意が強く、警告や危険の暗示)
まず、自転車に乗るという行為に注意すること。とくに、汚れた自転車の場合は、事故の警告夢。乗っている夢はむなしい努力。
だそうで。う〜ん、なんか違う気がするんだよね。普通の自転車夢じゃないから。因みにボクの自転車の悪夢というのは

唐突に街中で自転車に乗っている夢。その自転車はサドルが30メートルくらいあるので漕ぐのを止めたら間違いなく倒れて死ぬ。なので必死になって漕ぐのだが、どんなに漕いでもフラフラする程度で殆どスピードが出ない。それでも漕ぎ続けるしかない、というもの。

 最後は倒れて死んだりとかはしない(ってか必死で漕いでるところしか覚えてない)んだけど、なんか気になるんですよね。起きるとめちゃくちゃ疲労感あるし。教えて、夢博士。


Mr.BOO!〜
 本作の吹き替えだとサミュエル・ホイがビートたけし、リッキー・ホイはビートきよし。両名とも思ったより真面目にやってたりなんかして。因みにこの頃の広川先生は「〜じゃん」が多いです。

 ナンと言ってもMr.BOO!を代表する必須ギャグアイテムの地位を担う、”トイレのスッポンスッポンする用具”のデビュー作でもあります。小学校の頃はトイレ掃除とかで必ずコレを人の顔に向けて怒られたものです。それにしてもこの道具に着目したマイケル・ホイはやっぱ天才なワケで。

 ギャングのボス役でシー・キエン(石堅。『ドラゴンへの道』のボス)、警官役でリチャード・ン(呉耀漢。『五福星』のチョビヒゲ)がでてました。

Mr.BOO!ギャンブル大将〜
 序盤に登場する、カジノのイカサマディーラー役でディーン・セキこと石天様が出てました。うぉお、今迄気づかんかった。なんて阿呆なんだ、オレは。香港コメディの裏貴公子・石天様を見逃していたとは。マイケル・ホイに王・長嶋的メジャーさ(勿論日本での、だけど)があるとするならならば、石天は野村克也みたいな人なんですよ。

 いやもうこの人の“ひょっとしてこの人、普段からヤヴァいんじゃないか”っていうくらいのおバカ演技は伝説級。個人的には初期ジャッキー作品での印象が強いですね。特に迷作『ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳』での麻雀大将役は強烈すぎ。麻雀拳めちゃめちゃ弱いし、ってかそんな拳法ないからねぇ。兎に角もう、天才。

 博打好きの社長さん(?)役のおじさんが中川家礼二氏にソックリでした。まさか、コレが元ネタか?因みにこの作品での連発語(登場人物全般)は「アホドジマヌケアンポンタン」でした。DVD-BOXならではの特典ともいうべき未公開削除シーンにサミュエルの彼女をナンパする強引デブ役でサモハン・キンポーでてました。あと、サミュエル・ホイのPVも収録されてて、イカす。