Smart Escape Forever (With Silver Guns)

The Legend Of Silver Guns

「神のみぞ知る」
という言葉を初めて耳にした時
「神の味噌汁」
だと聞き間違ったうえにずっとそう思っていた中学生(当時)は私です、どうも。なんだそりゃ、ドラクエのふざけたアイテムか?って。


「関係ない」
と連呼するボーダフォンのCM。俺ら世代としては柴田恭平を起用して欲しかったと、視る度に思うワケで。いくぜ、タカ!


〜固体識別残酷物語〜
組織内で苗字が同じ人間との混同を回避する目的で名前の一部迄表記するというのはよくあることだ。出社前、都内某店。何気なくレジの女の子のネームプレートを視た俺の眼は、サングラスの奥で鈍い光を放っていただろう。飛び込んできた文字は

小林(亜)

亜矢、亜紀、亜矢子、亜希子・・・“亜”のつく名前は色々ある。この際、真実なんかどうだっていい。たとえ超変化球的に“亜土”だったとしても、だ。

「名は体を現す」というジンクスが本当だとしたら、彼女の名前・・・即ち“亜”の後に続く文字は間違いなく“星”だろう。そんな、女の子だった。


人生何度目かのブームがきている、The WiLLARD。中高生の頃、親の金を盗んででも初期の音源を買っておくべきだったのだという自戒の念を込めた言い訳で、大学生の頃は足を使って中古屋を巡り、社会人になってからは価格高騰を甘受しつつネットオークションで落札して集めたCDの数々。途中、局所的ブームによる一部再販に助けられたりしつつ、インディーズ時代からの主要アルバム(含:ミニアルバム)はそれなりに揃ってきた(↓)状態。
『“Reptile House”』
『bishop on the needle』
『FUNNY FEARS』
GONE WITH THE WIND
『GOOD EVENING WONDERFUL FIEND』
『hell bound express LIVE』
『MERCY FOR THE RABIT』
『Rubbish Stories Happened Best Of The Willard
『TAKE THE HORROR TRAIN』
『TALLYHO』
『The Legend Of Silver Guns』
『THE TOWN IN DESTINY』
The WILLARD
『WILL』
発売順不同。
僕にとってウイラードは、パンクの惡しきイメージ(政治的反体制を唱えるだけで演奏力は基本的に低い)を見事に払拭してくれた奇蹟のバンド。西部開拓時代だの列車強盗だの中世のトランシルバニアだのが舞台になってるような、これもパンクなのか!って感じのJUN氏の詩やヴィジュアル的世界観・様式美の独特さに惹かれてます、今でも。

また前述したように、初期音源でも再販盤が出てるものもありますし、一部の作品を除いてはネットオークションでも定価前後で基礎的な音源なら入手できますので、ドがつくようなマニアにでもなってブート系の映像作品まで買い漁るつもりがなけりゃ、大枚を叩かなくても比較的簡単に堪能できるかと思います。個人的には『The Legend Of Silver Guns』『THE TOWN IN DESTINY』『The WILLARD』あたりを押さえておけばまぁ、いいかなと思います。いや、全部いいんですけど(笑)