己所不欲、勿施於人

 他人の尻拭い的な状況ながら、クレーム処理っぽいことをしに、日帰りで名古屋まで行ってきました、どうもボクです。先方が、コチラのどういう部分に対して怒っている(不信感を抱いている)かどうかも理解できてない人間には任せられないのでね。クレーム拡大係みたいなヴァカが多過ぎて困るよ、ホント。実際、ボクが出張ったら最終的にクレームには発展しないで、ってか全然怒られないで解決しましたからね。


 実に不愉快である。昨日のブログに寄せられた、とあるコメント。書き込んだのは「み ん な の プ ロ フ ィ ー ル」(キーワード化されていた場合、リンクされたくないので文字間にスペースを挿入して“リンク外し”をしていることからも相当の不快感であると御理解戴きたい)。コメント機能を惡用した新手の広告だ。

 本格的にブログが流行ってきたことにより、ネット広告の形態に変化が現れるだろうということは以前から指摘してきた(http://d.hatena.ne.jp/STARLESS/20050419)が、実際に惡用されてみると想像していた以上に不快感を覚えるものだ。

 ただ、やみくもにそういう広告手段を批難したいのではない。仕掛ける相手やタイミングを見計らえよ、ということ。

 本ブログをこのタイトルにしてリニューアルしてからでも充分時間が経過している。因みに今日で362日(回)目。なのに「ブログ開設おめでとうございます」とは随分とナメられたものだ。

 逆に、昨日今日ブログを始めたところであったならば、必ずしもこうは思わなかったかも知れない。OEやホットメール登録直後に来るサーヴィス提供元からのメール感覚で、「お〜、ナイスタイミングじゃん!気が利いてるなぁ」なんて思って、そのサーヴィスに喜んで登録したかも知れないのに、ということ。

 これを回避する方法は簡単だ。コメントの設定をはてなID所有者のみにすればいい。知り合いのブログを視て廻ったが、少なくともそういう設定の人のブログにはこの広告は書き込まれていないっぽい。

 とはいえ、IDを取得していなくてコメントを下さる方のためにも安易にそういう手段は取りたくない。ボクなりの方法(ブログ本文)で対峙したい。

 前述したように、この広告に対して気に入らないのはターゲットの心情を察していないからだ。少なくともこんなコメントをされてこのサーヴィスを利用しようという気は湧かない。寧ろ、どんなに有用であったとしても意地でも利用したくないと思うわけで。

 荒らすことが目的なら別だが、最終的にこのサーヴィスに登録させることを目的としているのならば、コメントシステムの惡用による不快感をも忘れてしまうような面白い文章なり誘い文句でなければならない。

 少なくともボクにとってはそういう部分がこの広告コメントには明らかに欠如しており、従って広告を装った荒らしにしか思えないのだ。エンドユーザーの心情すら理解できないサーヴィスなどサーヴィスとは呼べないよ。