話題づくりでチキトーなタレントにやらすのはやめて下さい
昨日のブログでimotoro.さんから頂戴したコメント絡みで1ネタやってみる。
基本的に、洋画では作品や放送局の違い等によって同一俳優であっても吹き替えをする声優さんは異なる。例えば、CXでもエディ・マーフィーは山寺宏一氏であったり、下條アトム氏であったり。ま、個人的な好みは後ほど。
俳優・声優として吹き替えに携わる者にとって、最大の栄誉はその壁を超えることだと思う。どの作品、どこの局でもこの人が吹き替えてなけりゃ作品そのものの魅力すら半減する、そう思われたいに決まっている。
それだけの栄誉でありながら、これといった呼び名がない(知らないダケかも知れないが)ので、そうした方々を僕は勝手に“フィックス声優”と言っている。
クリント・イーストウッドに故:山田康雄氏
ジャッキー・チェンに石丸博也氏
マイケル・ホイに広川太一郎氏
サモ・ハン・キンポーに水島裕氏
取り敢えず今パっと思いついた、上記の4名くらいは徹底して欲しいところ。最近はこういう常識も軽視する局があったりして困ります。「ボーイ、大人をからかっちゃあいけないよ」って1巻のテリーマン的心境ですな。
因みに、個人的にこの人がいいなぁっていうのは
チャールトン・ヘストンに納谷悟朗氏
ショーーン・コネリーに若山弦蔵氏
アーノルド・シュワルツェネッガーに玄田哲章氏
ハリソン・フォードに村井国夫氏
シルベスター・スタローンにささきいさお氏
エディ・マーフィーに下條アトム氏
チャーリー・シーンに山寺宏一氏
ゲイリー・オールドマンに安原義人氏
スティーヴン・セガールに大塚明夫氏
アラン・ドロン(あとドン・ジョンソンも)に野沢那智氏
んで、ピーター・フォークは故:小池朝雄氏なんだろうけど、世代的に知らないんで、どうしても石田太郎氏になってしまいますね。
ただ、これって飽く迄も吹き替え好きの意見でしかないのよね。「やっぱ映画は字幕でしょ」とか言う人とはそれなりの論拠でもって論戦も辞さないところだが、ウチの妹のように吹き替えも字幕もなしで(香港映画限定だけど)観てる人に「やっぱ映画は原語でしょ」って言われたら「仰るとおりでございます。私は“吹き替え映画”という二次発生的ジャンルが好きなダケの小市民でございます」って平伏すしかないワケで(泣)
あと、この俳優さんならこの人の吹き替えっていうのがあったら教えて下さい。ん?そういや女性の吹き替えが、ないな。なんでだろ。