氣志團の人・・・ではない

京本政樹

 最近、彼女ができたと言っていた友人が早くも別れました。理由を訊いたら、彼女の寝言が「アイム、チョーノ!」だったそうで、どうも僕です。言い方もソックリだったんだってさ(実話)。


 ブログペット。早くも発育に問題ありっぽい。クリックしたら「ズィ〜コ〜!」って。松木安太郎化しとる。


〜僕を驚嘆させた言葉〜
 十人十色というか何と言うか、他者との対話の中で思わぬ発見をすることがある。

 高校の頃の話。Kという男、予想に反して意外にも読書家であることが判明。興味本位で
「最近の作家だと、どういう人の本が面白い?」
って尋ねたところ、彼はキョトンとしている。んで、一拍置いて返ってきた言葉は

「何で、生きてるヤツの本なんか読まなアカンの?」

 K曰く、古の人の言葉にこそ含蓄があるし、存命中の作家の評価は完全に固まっていないから、なんだそうだ。僕はそんなことを考えたコトも無かったんで、結構衝撃だったなぁ。

 冒頭でも述べたとおり、こういうのは十人十色なので賛同・容認できない人もいるだろうというのは容易に想像できる。が、少なくとも僕は“考え方としてそれはそれでアリ”と思っている。ってかこういう人もいるから面白いんだな、世の中は。

 あと、個人的に気に入っているのは大学からの付き合いになるNという男の言葉。自分自身へのキャッチコピーは

「来世は頑張ります」

なんだそうで。もう、現世に諦念しているという(笑)

 取り敢えずその時は、俺とS原氏で説教(?)をしたワケですが、
「お前なぁ、来世も人間様に転生できるなんて甘い考え持ってんのか?オレが京本政樹になったとして、オマエなんてなぁ、フンコロガシだ!・・・いや、フンコロガシに転がされてる糞だ、バカヤロウ!」

 酔っている時はこんな具合ですね。ってか、当時の男前の代表格が京本政樹って俺も、なんだかなぁ〜(by 阿藤快)。

 因みに、京本氏の髪型(モミアゲと後ろ髪関係)は田村正和様と基本的に同じです。これは、時代劇でカツラを被ることを想定しているからなんですね。ってか若い人は田村正和が時代劇スタァだったって知らなかったりして。頑張って『ニューヨーク恋物語』とか『パパはニュースキャスター』って人、多いんじゃないかな?テレビの時代劇とかには出てこないからアレですけど、今でもヅラかぶって芝居はしておられます、新橋演舞場とかで。


今日は、天気も微妙だったんでDVD鑑賞を。

〜ル・ディヴォース パリに恋して〜
 こういう作品を鑑賞するなら日曜の午後のけだるさを利用するに限る。予想通りのフランス語過多ではあったが、意外にも、全く眠たくなることは無かった。

 ネットに溢れるレヴューなんかだと、「コメディーじゃない。タイトルに騙された」的なのが多い。もしかしたら「ディヴォース・ショウ」のイメージがあったのかな?って少し思った。あちらは“ショウ”って付いてるからコメディーなんですよ。ディヴォースって“離婚”って意味ですからね。その言葉自体に面白いニュアンスはないですよ。多分。

 米仏の離婚制度の差異云々というよりも、人と人(妻と夫)なのか、お互いの家族なのか、その財産なのか、どこに焦点を当てたいのかがイマイチよく解りませんでした。全部だ、と言われたらミもフタもないですが。

 ナオミ・ワッツ目当てで観ましたが、髪型を変えた後のケイト・ハドソンに見事ヤられました。

 あと、エッフェル塔のシーン。日本人の団体観光客が妙に恥ずかしかったですね。(恐らく)カリカチュアライズされてない分、余計に。