恒例:たまにゃフツーに日記シリーズ

レンブラント作『ガニュメデスの誘拐』

 家を出て、電車で上野へ。途中、味ポンでメールをチェックしたらPC用のアドレスの方にYさんから「アドレス変わりました」というメールが来てて愕く。というのも、今日の目的の1つは“髪を切る”事なのだが、いつも切ってくれているのがYさんだからだ。虫の知らせじゃないが、なんか凄い偶然。


 んで、行ってきました国立西洋美術館ドレスデン国立美術館展」。絵画だけじゃなくって当時の貴族(王族?)の衣装とか色々あってなかなか楽しめたと思います。

 今回の目玉っぽい、レンブラントの「ガニュメデスの誘拐」もなかなかでした。ただ、この作品については一寸納得いかないところがありまして。

 新たに見つかった(?)この絵画の草案というかラフ画の左下には、誘拐されるガニュメデスを追おうとする両親の姿が描かれていました。そこで、もしかしたら本物(勿論ラフ画も本物ですが、ここでいうのは絵画の方ね)にも両親が描かれていたのでは !? という推測のもとに洗浄を施したら、何と予想通り母親の姿が浮かび上がってきたというのです。

 あ〜、ホントだ。うっすら見えるわぁ。って皆さん作品の左下ばっかり観てるのよね。なんだかな〜(by 阿藤快)

 ラフはラフであって本作じゃないと思うワケですよ、私は。どういう意図があったかは知りませんが、上塗りされたものをわざわざ洗浄するというのは作品の改竄ではないのかと。

 ま、あたしゃシロートですからね。上塗りしたのがレンブラント自身の手によって“じゃない”らしいとかってんなら納得できる話なんですが。因みに、作品そのものは凄い迫力でよかったですよ。


 美術館を出たところで電話が。一寸した緊急事態ということでとある書類を作成しに急遽出社。終わって、休日モードに戻ろうと思ったら隣の部署のN部長がやってきた。この人はマジ仕事しにきたんだなぁ。お疲れっス。


 一路新宿へ。なんかテキトーにブラブラ。ただ、どこいっても超混雑なんで少々萎える。セールもセール対象外も関係なしに視て廻ったが特に買いたいモノ無し。


 夕方、Yさんのお店へ。久しぶりにお邪魔したワケだが、店にあるPCがVAIOからFMVになってた。テキトーな注文だけ言ってあとはおまかせで短くして貰う。切り終わって、煎れて戴いたコーヒーをすすりつつ、PCのチューニングをさせて貰った。やっぱ他人のPCを弄るのは楽しいな。


 夜になって元会社の先輩Hさんのお店(焼き鳥屋さん)に顔を出したら、昼間会社で会ったN部長が奥様と来てた。今日は偶然が多い。最初は麦酒を呑んでいたが、折角なので先日の出張で開眼した芋焼酎を。Hさんのお奨めを二種類程水割りで。どっちもなかなか美味しかった。が、肝心の銘柄を訊くのを忘れた(笑)