性を超えるという生き方

美輪明宏/喝采 銀巴里ライブ

 空から氷塊が落ちてきて、民家の屋根を貫通するという事件(事故?)をTVで視た。自宅を破壊された方には申し訳ないが、付近住民のインタヴューに釘付けになってしまった。長髪で、しかも物凄い髭の人が気になって仕方ない。ナンというか、元キング・クリムゾンのマイケル・ジャイルズと骨法の堀辺師範を足して二で割りつつ髭を伸ばしまくった感じ。一体何者なんだ?w

〜昨日の内Pダイジェスト(にはなってないw)〜
内村:レフリー、ジョー樋口
有田:元気ですか!(猪木のモノマネ)
なんか、プロレスネタばっかだな(笑)


 月曜に代休を使ってしまった分の遅れを取り返す。部内半数以上の人間が出張中だったことと、奇跡的に電話が少なかったので集中できた。17時には目標にしていたところまで仕事が進んだ。これで週末にサーヴィス休日出勤をしなくて済みそうだ。


 帰宅してテレ朝・・・ではなく珍しくCX。たまたまつけたらK−1。なんか最後の試合だった。ボブ・サップ久々に観た。今日3戦目ということに驚愕。いつの間にそんなスタミナを。

 持久力のなさがウイークポイントだったサップ。最近あんましTVで視掛けないと思ったらそういうことか。日に3戦する(できる)というだけで、この人がどれだけ努力してきたかが判る。んで、セコンドにサム・グレコ発見。なるほど、サップにはこういうファイトスタイルのトレーナーがよく似合う。

 肝心の試合内容(VS 富平辰文)について、「結果は結果としても、あんなのは技術云々以前の問題」と斬り捨てるのは簡単だが、双方ともルールに則って試合していたコトだけは確か。違うか?

シャア少佐(当時)の
「当たらなければ、どうということはない!」
とドズル中将の
「わははは、なめるなよ。このビグザムは長距離ビームなどどうということはない!」
は同義だ。「さすがゴッグだ、なんともないぜ」でもいいが。

 つまりディフェンスに於いては、“避ける技術”と“ダメージをものともしない強固さ”はスタイルの差でこそあれ、実質効いていないという意味では等しい。短期戦なら尚のこと。

 勿論攻撃も同じ。パンチ力さえ桁外れならば、並みの選手がガードを掻い潜ってヒットさせるのと同等或いはそれ以上のダメージを、ガードの上からの攻撃でも充分与えることができるだろう。

 これが端的に表れたのが、嘗ての北尾・高田戦だ。北尾に、ガードの上からでもいいから1発でもマトモにヒットさせる能力があれば、総合格闘技の歴史は変わっていたのかも知れない。

〜今日の井川〜
髪型とは対照的に、ピッチングにキレあり。

〜気になるCM〜
「コパン」の男の子。かわいい。そういう性癖はないですが。

美輪明宏喝采 銀巴里ライブ〜
 近年はすっかり平山三紀のお株を奪う“黄色いおばさん”っぷりを遺憾無く発揮しておられる美輪(丸山)明宏先生。バラエティ番組等での印象が強いかも知れないが、本当に凄い表現力を持ったアーティストなんです。このライブ盤では歌と同じくらいの、MCの素晴らしさも味わえます。高い見識と確固たる信念と一寸したエスプリは必聴。ラストの「老女優は去りゆく」は最強。

 あと、お薦めアルバムは『白呪』ですかね。シャンソン云々といったジャンルを超越してます。後世に伝えるべき戦争の暗さ・悲惨さと戦後の復興に懸ける思いみたいなものがしっかり表現されていると思います。「祖国と女達(従軍慰安婦の唄)」「ボタ山の里」「ヨイトマケの唄」どれもいいです。鳥肌実のパフォーマンスを視ても全く笑えなくなってしまうのが難点ですが(笑)

そして、どんよりした気持ちの日曜の午後は「暗い日曜日」を聴きませう。