視るに堪えない

ワケあって(勿論仕事ですが)長野に来ております。ホテルに入るや否や、失敗したなぁと思ったのは、ネット完備であったということ。VAIO type UのLANジャックのアタッチメント持ってこなかったよぃ。

仕方ないので今回も味ポンにて接続。前回はUSB-HUBを介したら味ポンが機能しなかったワケだが、原因はやはり電圧低下だったようだ。iPod shuffleの充電をしていない状態だと頗る快調。やっぱ32Kbps時代と比べ物にならない程に128Kbpsは、速い。

クールビズ
ネクタイ業界が反発してるらしい。莫迦莫迦しい。不買運動とは違うじゃんかよ。

実際、通勤時はキチンとネクタイを締め、職場内で半ば“制服”感覚としてクールビズを実践している会社員も多いようだ。

”あの”音楽業界でさえ、CDの売り上げの落ち込みの殆どがP2Pソフトによる違法性のある流通ではないという見解が出ていますし、実際のところ、それはiPodブームである程度証明されたワケです。

有名ブランドのネクタイのコピー商品ならば以前からあったでしょう。しかし、それはバッタ屋の“商品”であり、ネットを媒介として個人がコピーできるようなものでもないんですからね。

話を戻す。ある議員が「個人的にはネクタイしたいんですよ。ここらへん(開いた胸元を指し)がスースーしますから」なんて言っていたが、この違和感こそが正解。

故に、“ネクタイをしないからってシャツの釦を止めないでいいというものではない”というもの間違い。ファッションで言えば、ノータイでもシャツの釦を止めて胸元を開けないパターンがあるが、クールビズは、スースーさせよう、涼しくしようってのが目的なんだから。

小池環境大臣も「クールビズは環境問題であってファッションとは違う」と明言している。そうなんですよ、単なるノータイというファッションの範疇ではないのです。スタイルなのです。

ここからファッションの話。クールビズの目的や理念はよく解る。しかし、胸元を開けるならば、それこそそれに適したシャツを着て欲しいものだ。これじゃちょっとマシになった省エネスーツの延長でしかないもんな。

クレリックウィンザー(ワイドスプレッド)カラーのシャツでネクタイしてない議員先生方は視ていて非常にだらしない印象を受ける。
個人的にはボタンダウンのタイプで、できればドゥエ・ボットーニやトレ・ボットーニのような胸元を開けることも前提で作られているものが望ましいと思う。

まぁ、私の場合はクールビズなんか完全に無視。季節に関係なく、真冬だろうがネクタイしなかったり、真夏で汗だくになろうがビシっとスーツ着たりすることもある。

スーツやネクタイの着用に関しては、その日の仕事の内容や気分で決める。今日は倉庫で商品整理するだけだからカットソーとデニムパンツだったり、取引先に行くからスーツ着るとか。ネクタイは必要になる直前まで締めないこともあれば、用もないのにビシっとキメる時もある。ま、気分ですから。

因みに、腕を水平に伸ばした状態でスーツの袖口から2〜3㎝程度シャツの袖が覗くのが最もヴァランス的に良いと思っているので半袖は着ない。

着心地を求めるのもファッションなら、譬え痩せ我慢を強いられようが拘りをもって服を着ることもまたファッションの1つだ。

少なくともクールビズだからってネクタイの消費が落ち込んでいる原因にするのは些か強引ではないだろうか。低価格高品質のスーツが市場に出始めた頃、ネクタイだって低価格のものが登場し、それなりに売れた筈だ。

スーツが低価格になったことで、ネクタイの種類だけで着こなしのヴァリエーションを誤魔化す時代が終わったという見方はできまいか?

だいたい、ネクタイなんてそんなに定期的に購入するものだろうか?皆さんは何本持っているのですか?ボクはスーツ20着に対してネクタイは40本程度。ここ数年では2着2本程度しか買ってないですね。ん?もっと買ってたかな?w