逆に「ヒロシです」は進んでパクるべき

猫ひろし

 出社後、出勤簿に印鑑だけ押し、朝礼もシカトで歯科医院。やはり神経の辺り迄、微妙に侵食されてるっぽいようだ。が、ここでこの医院の再石灰化治療の出番。最低限必要なところまで再石灰化を促し、神経を抜かずに穴埋めという方法があるというのでそれに決定。再石灰化用の薬を詰め、前回よりも硬いコーティングをして貰う。

正直、再石灰化なんてものをあまり信用していなかった。歯石を取って貰うまでは。

 前回詰めた薬を取り出すため、一時的にコーティングされていたものを削り取った際、ついでに歯石も取って貰うコトになったのだが、これがまた愕きで。

 他人から気づかれることはないのだが、歯の裏側が真っ黒だったのです、私。これに気づいたのは喫煙を始めた大学1年の頃。バカなんで、「あ〜、これがヤニか〜」って思ってた。んで、表側まで黒くなったりはしなかったんで、然して気にしてなかったのだが。。。

 何年かして、その歯の裏側が一部削げた。氷山の一角が海に落ちるような感じといったら分って戴けるだろうか。神経剥き出しかと思ったのだが、全然痛くない。それどころか、削げた下には白い歯が覗いていたのだ。でもバカだから「痛くな〜い」ってしか思ってなかった私。

 で、これがナンなのか、先生に教えて貰ってやっと解った。歯の裏側についた歯石が黒く変色しつつ再石灰化を起こしていたというのである。

 結構強力だったようだが、超音波系の機械も駆使して全部除去して貰った。鏡を見たら、表側同様、裏側も元の白い歯になっていた。恐るべし歯石、恐るべし再石灰化

 それにしても、最近の歯科医院って昔(20年も前の記憶)と全然違うのね。ボクの中の歯医者さんのイメージって“痛い”よりも“苦い”なんですよ。治療後も口の中に薬の味が残ってて、一日中ブルー、みたいな。

 でも、ここは全然苦くない。というか、舌に触れないように、口内に薬が付かないように工夫されている。んで、目に見えて痛くなくなったりキレイになったりするんで、寧ろ歯医者さん通いが楽しみになってきています。


〜今日のMさん(オーバーフィフティ)〜
「いうじゃな〜い」連呼。接頭の“って”は、省略派らしい。言い方が波多と微妙に違う。どちらかというと、燃えるお兄さんの「やるじゃな〜い」に近い(懐)


 帰宅してテレ朝「笑いの金メダル」ワンミニッツショーに、赤フン三人衆「レッドキング。」が出演。モーニング娘。ロマンポルシェ。と並ぶ、「。」がついた人たち、である(藤岡弘先生は“、”だ)。

 肺炎で入院していて、高熱のせいでうっかり全削除してしまったこのブログの前身「みせモンじゃねぇ!」では色々書いた記憶があるんだけど、今のブログでは名前程度しか書いてない。確か、安田大サーカスがフクピカのCMに抜擢された頃だったなぁ。次はレッドキング。かな(笑)みたいな。

 両雄並び立たずというか、芸能界はカブった方負けの法則というか、一時は安田かレッドかという微妙な接戦だったと思う。が、気がつけば、明らかに全員のキャラクターが立ちまくっている安田の圧勝。先日の中田選手の「1対1で負けなければ試合として負けない」的なコメントが喚起された。当たり前なんだけど、実に奥が深い。

 勝って兜の緒を締めよではないが、安田のネタも確実に進化している。決して現状に甘んじていないように思える。特にヒロくんの個人技。いきなりここから改革できているので、ハードルがグっと低くなったと言える。あとは、飽きられないようにするだけ(しかし、それが一番難しいワケで)。

 そんな感じで、確かに安田もいいんですが、個人的には好きなんですよ、レッドキング。が。安田とは微妙に違った馬鹿馬鹿しき肉体芸の数々。なんというか、学ランを着てない大川興行(ジーコ内山氏在籍の初期の頃)のかほり。

 あとは、ヒロシブームに唯一乗っていないヒロシこと「猫ひろし」が出てました。猫ひろしはやっぱり猫ひろしでした。どうしたいんだ?猫ひろし。お客さんに「ね〜こひ〜ろしッ!」コールをさせたかったんだね、猫ひろし(じゃないと、本来の“コールを要請しておいて「るせ〜」と怒鳴る”が活きてこない)。もうちょっとゆっくり舌滑よく喋ればもうちょっとウケると思うよ、猫ひろし。そんな、猫ひろし。最後はやっぱり「しょ〜りゅ〜けん!」の猫ひろし。がんばれ、猫ひろし