亮くんの役割はツッコミじゃなくて“りょうくん”(笑)

とぶくすり

荒らし行為や争論が発端で、コメント欄を撤廃したブログが俄かに増えてきている。

ロマンポルシェ。の説教番長こと掟ポルシェ氏のブログ「掟ポルシェの赤黒い日記帳」が更新。内容は矢口真里脱退関連のまとめ。やはりコメント欄はないまま。あと、プロフィールも消失していた。とはいえ、一抹の不安もあったので、更新されただけ嬉しい。

最近読み出した小島聡選手のブログ「コジログ」で、佐々木健介北斗晶夫妻のブログにコメント欄が消失したことを知る。この、ノーザンライツな夫婦のブログは拝読したことはないが、小島選手経由で読んだ限り、こちらも他読者を巻き込んだ形での、何らかの争論があったらしい。

なんとも、やるせない話だ。

僕が直接読んで顛末を知っているのは掟氏のブログだが、ここでは氏のブログの内容に対し、コメント欄を使用して匿名の長文反論(正直、論というには礼節が欠けるような文章)が寄せられたのが発端。

この反論に対し、氏がブログ1回分を丸々充てて更なる反論、というか、「ここは俺のブログなんだから貴様に反論される筋合いはない。しかも匿名でなんか書くな」的文章を掲載したことで、第三者をも巻き込んだ状態になってしまった。

氏の意見に賛同する者もいた。一方で、コメントを書き込める設定にしてるんだから、そういうことが起こりうるリスクも負うべきであり、“ここは俺のブログ”的発言は不当であり、それが嫌ならコメント欄など失くせという者もいた。

僕が静観していた時点で40件近いコメント数に達していた。そして昨日、冒頭のような状態ながら、取り敢えず更新が果たされる。

正直、う〜ん。と考え込んでしまうのです。荒らすこと自体を目的とした荒らしは論外ですが、争論になった結果、荒れるというのはある程度は仕方のないことかも知れません。掟氏の場合は、扱っていた事象の特異性もあるでしょうし。

ただ、コメント欄の使用については少しだけ言いたいことがあります。掲示板ではないんです。コメント欄はコメント欄であり、それ以上でもそれ以下でもないんです。ちょっとした反対意見ならいいでしょう。しかし、長文になるのなら自分のブログに(たとえ自分のブログを持っていなくても心底正当に反論したくば、そのためだけにIDを取得してでも)書いて、トラックバック等を利用するのがマナーではないでしょうか。

“可能である”というコトと“やってもいい”は同義語ではないような気がします。コメントする方・される方、お互いの関係がまだそれほど密でない場合、ブログ主への賛同意見であっても多少長くなった場合は「長くなってすみません」とか書くでしょ。ねぇ。


帰宅して、テレ朝「ロンドンハーツ」は格付け女。この企画及び主要メンバーのキャスティングを考案した人はかなり優秀。企画だけで特許とれそうに面白いかも。んで、コレを仕切るのが若き“弄りの天才”田村淳なんだから言わずもがな。今日も笑わせて貰いました。

それにしても、ロンドンブーツ1号2号というのは興味深いコンビだ。少なくとも僕の知り合いの中に、彼らの代表的なネタを知っている人は誰もいないからだ。凄く不思議。

代表的ネタをよく知らないのに有名になっている芸人として、極楽とんぼを挙げる人もいるだろう。が、こちらは超若手時代にTVでも何度かネタをやっているし、後のCX「とぶくすり」の中でもさわりを披露して(させられて)いた。

僕はTBS深夜の若手ネタ特番(フルでネタをやらせるという、なかなか良い番組でした。他にオアシズU-turn、BOOMER、プリンプリン等)で「有名な精神科の先生」を観ることができた。ネタとしては全然面白くないんだけど、極楽の二人が演ると妙な味を放つ不思議なコント。

今にして思えば、あの繰り返しのしつこさはコント55号だと言えなくもない。当時、あそこまで反芻的な構成のコントを展開していたのは極楽だけだったと思う。当然、極楽単体としてのコントではメジャーにはなれなかったワケで。彼らの実力が評価されるには、とぶくすりの“結城先生”や“油谷さん”や“代打・鬼”での再評価を待たねばならなかったのも事実。

あれ、極楽の話になってた(笑)。そんなワケでロンブーのネタの数々は、今は亡き銀座7丁目劇場に通っていた人ぐらいじゃないと知らないんじゃないだろうか(私も知りません)。M-1に代表される、ここ数年のお笑いブームに対し本当に有り難いと思うのは、仕掛ける側に“芸人はネタありき”という認識が感じられること。

芸人であることが要求されるネタ番組と、タレントであることが要求されるリアクション系バラエティが程よく混在している現在のお笑いブームというのは、とても幸福なひとときだと思うのです。


そういえば、またしても月間1万アクセスになっていました。正直このペースが続くとは全く考えていなかったので、ただただ愕くと共に、読者様に感謝するばかりです。6月は既に過密スケジュールがある程度決まってしまっているので、毎日とはいかないかも知れませんが出来る限り更新するつもりなので宜しくお願いします。