1986年、タイトー作品

六三四の剣 ただいま修行中

 一時期観たいアニメがなかったので放置していたアニマックス。先日たまたま「東京ゴッドファーザーズ」観ちゃったんでまたちょこちょこチェックすることになった。

 んで、今日は「六三四の剣」二話連続放送を。オープニングから懐かしさ全開。どうも最近始まったみたいでまだまだ六三四がガキ。時間を置いてみるとしよう。まだ嵐子も修羅も出てこないし。

 まぁ、そういうことで轟といったら「びっくり日本新記録」のチャレンジボーイでお馴染み轟二郎より嵐子な、どうも僕です。嵐の日に生まれたから嵐子とは親御さんも凄ぇネーミングセンスです。

 そんなワケでタイトーの名作FCソフト「六三四の剣 ただいま修行中」でも。Bボタンジャンプ&Aボタンダッシュを引っ提げ、マリオブラザーズ全盛の時代に敢然と立ち向かった横スクアクションの快作。ボタン操作の克服も然ることながら、ジャンプの浮遊感が独特で、マリオで馴らしたボクたちには敷居の高いゲームでもありました。でも決してキャラゲー特有のクソゲー仕様じゃないよ。「北斗の拳」とか「オバケのQ太郎 ワンワンパニック」とは違うのだよ。

 んで、1PLAYのアクションゲーム以上に盛り上がるのが2PLAY(実はFC初の対戦仕様ゲームなんです。マリオの2PLAYってのは本来は協力プレイ前提だからね)。六三四チームと修羅チームに分かれて団体戦を戦うワケだが、自信のあるキャラを先鋒にして勝ち進むのが【漢】。勿論、メインは嵐子。動作が他キャラより半テンポ遅いのでキャラ負けって言われてましたが、それを意に介さず勝つのが最高にE気持ち(by故:沖田浩之)なのです。俺、マジ強いよ。

 キャラ毎に回数制限付きで出せる必殺技がある。必殺技といっても近年の格闘ゲーム風の荒唐無稽な技ではなくて通常の面(上段)、突き(中段)、胴及び籠手(下段)が“ちょっぴり”速くなったり伸びたりする程度。この絶妙の匙加減が対戦を熱くしている。

 通常の打ち込み同様に必殺技も普通に防御できてしまうので、フェイントと先読みを駆使しなければならないところもポイント。更に上級者同士だと試合開始直後にお互いが必殺技を空打ちし、使い果たしてから戦う。そんなチビッコこそがカッコイイのです。僕とN尾くんなんか終始こんな感じ。一番ハマったその当時、2人共だいがく4ねんせいでしたけど。

 いや、チビッコですから(断言)。だってチャレンジボーイの三浦さん(チャレンジする時だけ轟二郎ではなく本名の三浦康一名義になります)だってボーイとかいって充分オッサンだったじゃん(笑)

六三四の剣

六三四の剣