解せないこと、少々

この者、集団窃盗犯

 午前中起床。今日は「暴れん坊将軍Ⅲ」観つつ靴磨き。こういうのって一見面倒だけどヤりだしたら止まらないから不思議。埃落としのヴラッシング。汚れ落としのクリーム。ワックスで磨いた後、再度ヴラッシングして仕上げのスプレー。ケアに関してはこういう手間をかけるかかけないかで寿命が大きく変わる、んだそうで。

 さて、今日は出掛け先が思い浮かばない。一人でヴラヴラするにあたり、流石にネタ切れの感は否めない。だってただでさえ行動範囲狭いのに、買い物以外で激混みしてそうなところは行っても仕方ないしねぇ。

 やっぱ“気づいたら連休入ってた”みたいな己の無頓着・無計画性が諸悪の根源ってトコでしょうか。でもドコ行ったって混んでるだろうからな。「人が働いてる時に休みたい!」なんて言っちゃうのは至極簡単なコトだけど、「だったらそういう仕事に転職でもすれば?」ってもう一人の自分に詰られた。そりゃそうだ。

「世の中に不満があるなら自分を変えろ、それが嫌なら耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ」という少佐の言葉が突き刺さる。いや〜休みがあるってだけでもう有り難いモンですなぁ(変わり身速ッ)。


〜素朴な愚問〜
 TV等で“危険ですから絶対にマネしないで下さい”的なテロップを視掛けることが少なからずある。所謂“ビックリ人間”的な趣向の番組や一部バラエティ番組での(主に)若手芸人に対する罰ゲーム等だ。少なくとも「ものまね王座決定戦」では視たコトがないが。

 以前、前者的な番組に出ていた素人に対し、司会者が「どうやってできるようになったんですか?」なんて訊いたところ、なんと彼は「TVで観て」なんて堂々と答えていた。

 こういう時、ボクは一寸考え込んでしまう。TV局ってテロップ流しときゃぁそれでいいのかな、と。

 なんというか、やる人はやるだろうし、デキちゃう人ってのも出てくるだろう。そこに異論は全くない。そんなの当然だと思うから。

 しかし、TV局については、“絶対に”マネするなと言い切るような局側の意向に反した人間を悪びれることなく出しているというのがどうも府に落ちない。

 せめて「マネする、しないは自己責任でお願いします」くらいのテロップにしてくれないと納得いかない。現状では生放送ならいざ知らず、事前収録の番組ならこの遣り取りぐらいは“絶対”カットすべき。

「この人は結果的に出来たんだからいいじゃないか」なんていうのは、万引き見つかって「金払うからいいだろ」ってのと同次元だと思う。思い上がりも甚だしい。全くもって筋が通ってない。

 メディア側はたとえ形骸であれ、モラルに無頓着であってはいけない。それこそが架せられた“責任”なのだから。こうした意識の希薄さが、先の“あびる事件(騒動ではない)”を生んだ。昔ワルかったような芸能人はいくらでもいるだろう。だからってそれをメディアが(隠蔽こそすれ)肯定したら、仕舞。なんか、あびる本人にばかり批難が集中していたような気がした。復帰後の彼女を視て、少し思った。

 一応誤解のないよう言っとくと、彼女を庇護したいんじゃなくて、あの時あびる優に向けられたバッシングが妥当だとして、同じくらい局も叩かれなければならなかったのではないか、ということ。

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