【俊足】イカす犠打天国【必至】

甲元ヒロト

 メガネくんな野球選手の偉業が盛り上がってますが、小坂選手の方がレンズでけぇですよ、まぉう。


 帰宅後は服部祐民子(この人もソニーだな)とか詩人の血とか。テクノポップは目新しくもなんともないけど、彼らの曲って時にポップテクノって感じ(俺造語)だったりして、とっても新鮮。やっぱシングルカットされた曲は抜けていいですねぇ。あぁ、「eZ」の再放送とかやってくんないかしらね。

 ってか、ネットTV系のコンテンツで今一番ウケそうなのがイカ天の再放送だって判ってないンじゃないのかね、業界の方々は。あ、ごめんなさい生意気言いました。お願いします。広告じゃんじゃん入れていいから無料放送系のコンテンツで復活(番組を現代版として復活させなくていいです。再放送で結構)させてくださいよ〜。


 そういや、最近の帰宅中のイチオシ曲はコチラ
カラス/湘南乃風

♪喧嘩をそろそろやめて ケンタで飯おごるぜ♪

 最初はここだけ聴いちゃったモンで、随分ふざけたライムだなぁって思ったのが第一印象。でも聴き込む程に味が染み出すニクイ作り。なんか急に化け出してない?この人たち。昔はこんなんじゃなかったように記憶してるんだけど。

 誰(何)を引き合いに出すべきか随分迷ったが、やはりここは氣志團・・・というか綾小路“セロニアス”翔の曲作りが一番近いような気がする。以前、確かANNで氏が「曲を作る時は、歌詞とかメロディーとかじゃなくて、先ずはストーリーを考える」なんて言ってるのを聴いて、とても感心した覚えがある。なるほど彼らの楽曲ってPV要らずだなぁって思う程に映像がガシガシ浮かんでくるから不思議。

 まぁ、初期作品のPV観てるからその残像というか雰囲気が頭の中に残っていて、別曲聴いてもそういうノリを自然と脳内で再構成しているだけかも知れないなぁ。あと、受け手にサブカル的共通言語(?)があるかないか、で随分捉え方に於ける敷居の高さが変わってくる、とも思う。

 実際、初期の隠れ超名曲「黒い太陽」ってまんま湘爆の「青ざめた暁」じゃん、って言っちゃったらそれまでだし。でもわざわざ巷にないような古いタイプの公衆電話とか小道具やそのディティールに拘っていて、元ネタに対するリスペクトが感じられるから断固評価しちゃうんだけど。

 兎に角、ここまで歌詞からダイレクトに映像を訴えてくるア−ティストってなかなかいないんじゃなかな。この曲で、そんな氣志團的境地まで到達したって言えるんじゃないでしょうか、湘南乃風は。

♪名も無きカラスよ飛び回れ 汚れた分だけ輝けるなら♪

 凄ぇいい詞だなって一瞬思ったんだけど、よくよく考えたら逆説的に

汚れた分“しか”輝けない

って知らず知らず自らの可能性に限界値を設定してしまっているんじゃないかなっていうこと。どうせボクの穿った見方なんでしょうけど。でも嘗て、

ドブネズミに内包された“写真には写らない美しさ”

を見出した偉人たちも居たんですよねぇ。ドラムの人(梶くん)、今じゃ大塚愛のバックで叩いちゃってますけど。。。

カラス

カラス

湘南爆走族 完全版(1) (KCデラックス モーニング)

湘南爆走族 完全版(1) (KCデラックス モーニング)

SUPER BEST

SUPER BEST