おくお

OQO

 アパレル業界は秋物の展示会シーズン。超多忙であります。百貨店や専門店のバイヤーとか社長が発注しにきます。社内ホールに設けられた展示会場はかなり込み合います。本来ボクは百貨店関係を担当する営業なのですが、どうしてもというヘルプ要請があり、とある専門店の社長とその奥様の接客をすることになりました。

「T原(本来の担当営業)の方がバッティングしてまして、私がお相手させて戴きます。宜しくお願いします」
「ん?お前また太ったんじゃないか?」
あれあれ、ヘンなコトを言う方です。まるで正月に帰省した時の息子の体型と比べているかのよう。気にせず発注のお手伝いを続けます。

「・・・この3カラーでサイズはMとLで」
「はい。かしこまりました」
〜5分後〜
「・・・そしたらセットアップになるようにスカートも合わせて」
「あぁ」
〜更に5分後〜
「え〜、この色はババ臭いからやめなよ。あ、お母さんそれの品番読んで!」

 私が大学を出た頃は就職難とか氷河期なんて言われていたものです。不良社員が未だ平然と社内を跋扈していられるのは実家が大手優良取引先だから。とはいえ会社で会ったら実の親子でも仕事の上では客と営業・・・んなこたぁ分かってるんだけど、実際はなかなか難しいモンですねぇ。


 そんなこんなで多少反省しつつの帰宅途中、いつものように濁った眼で週アスを読んでいたワケだが、とある頁でフリーズ。
OQO(ttp://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/10/15/005.html)
 知らない間にこんなものが発売されていたなんて。スマートフォンの発展型っぽい発想のスライド式のキーボードには勿論ポインティングデバイス付き。そしてVAIO type Uより小さくて軽い。そりゃぁ単純にスペック的なものはVAIO type Uには勝てないし、価格も高いし、日本じゃ売ってないが、この小ささと軽さなら人によっては充分それ以上の価値を見出せるだろう。週アスの記事では個人輸入で購入したライターの方は日本語化してメインで使っているとのこと。よくよく考えたら今の俺には無用なんだが、ちょっと欲しい(笑)