金剛地さんは「ブログつまらない」ってカキコがあったって凹んでたｗ

　そういや私も勘違いしてたんだが、日本無線の味ぽんが4×(128Kbps)対応になったのは今月からなんだそうな。以下は昨日の有楽町ビックカメラでの店員との会話。
「いやぁ、うっかりしてましたよ。コレ(日本無線製端末)が4×対応って知ってたらOpera搭載くらいで京ポンに行かなかったんですがね」
「いえいえ、お客様の判断は間違ってないですよ。対応するようになったのは今月からですから。ですからそれまでは皆さん京セラの端末行っちゃって、こっちは全く光が当たってなかったんです」

・・・なるほどね。

　ウィルコムの戦略として、山と残った日本無線の端末を先ず4×対応にし、モバイル馬鹿一代な諸兄に乗り換えさせ、在庫がなくなった時点で京ポンを4×対応にさせてくるんじゃないか、なんてコトが実しやかに言われてるらしいです。後述しますが、乗り換えて初めて解る京ポンの有難さ。確かにこれなら今後4×対応版の京ポン(どうせファームウェアで解決させられるんだろうな)出たら、また買いなおしてもいいかなって思うモン。んで、もしまたその直後に日本無線端末が8×になっちゃったりしたら、また乗り換えるようなヴァカだという自信があります、私(笑)

　そんなワケで本日は日本無線製の味ぽんの設定をば。といってもPC接続時のモデム用ドライバと高速化ソフトとユーティリティソフト入れただけですが。

　ビックカメラの店員がメモリのコンバートしたって言ってたが、グルーピングが滅茶苦茶だったのでユーティリティソフトを起動。端末内のメモリダイアルの情報が.csvのファイルで出力されてきた。京ポンのユーティリティと違って妙にイケてないプリミティヴな感じ。なるほど、こんな風に管理してたのねん。まぁ、書き換えならこっちの方が楽だけど。因みにWebのブックマークも同形式。

　PC用プロバイダのメール設定とダイアルアップ用の設定を済ませたところで、取り敢えず食事とクリーニングを取りに行くため味ぽん単体だけ持って外出。途中、ブログなんかを表示させてみましたが、単体勝負で京ポンより少し速い気がしました。これは、恐らくディスプレイの解像度やフォントのショボさが逆に幸いしているんだと思います。今から10年近く遡りますが、初めて手にしたPHSを思い出しましたよ、まぉう。とはいえ、味ぽん単体でするWebなんてテクスト読む程度だからって割り切れば問題ないですよ、えぇ六輔。

　帰宅後、ポートリプリケーターから外した状態のVAIO type Uと接続。こっからがドキドキの実験開始である。先ずはメガプラス(高速化ソフト)を起動させずに単なる4×モードでパケット通信開始。

速い・・・モバイルにしてはな。

　あ、これは「野球狂の詩」で初めて水原勇気の球を受けた帯刀守たてわきまもるの科白「速い・・・女にしてはな。」のパクリなんですが、まぁ誰も気づいてくれなさそうなんでいいですいいですイーデス・ハンソン。今まで散々馴れ親しんできた端末がことごとく32Kbpsなんですから、128Kbpsってコトは普通に4倍速いワケです。んなこたぁ頭ン中で解ってた筈なのですが、いざ体験してみるとやっぱ「速い！」って有体の感想しか出ないモンです、ハイ。

　充分速い。充分実用レヴェルってコトが判ったトコロで第二段階へ移行。メガプラス発動であります。メガプラスとはソフト側で通信プロトコルの最適化、データの圧縮受信、更に受信データの優先順位の最適化をし、最大で体感速度を500％上昇させるモノで、以前からあったトルネードwebをブラッシュアップしたソフトです。

　高速化の対応形式はJPEG , JPEG2000 , GIF , BMP , EXCEL , Word , TEXT等々。当然ですが速度を優先させるということは、その分、特に非可逆系が主である画像データは画質が粗くなるというのを忘れてはなりません。メガプラスでは4段階で画質をどこまで落としていいかを選択できます。速度と解像度の折衷点はユーザ自身に委ねられているのです。

　因みに、最速モードで自分のブログにアクセスしてみましたが、普段でも“それなり”に重たい要因の一端であると思われるプロフィールのGIF動画の読み込み時間が大幅に省略されたことでブロードバンド並みの速さに感じられました。店員の「300Kbps程度の体感速度は間違いないです」という言葉はあながち間違いではないみたい。プロフィールに使用しているGIFアニメは全体がグレーになってしまって何が何だか判別できませんでした。但し、普通のJPEG等の静止画の画質はそんなに粗くはなかったです。

　それにしても、体感とはいえこの速さは驚愕の一語に尽きると言わねばなりません。もうちょっと速度落としたら画質は向上するでしょうし、こちらもたいした問題ではないかと思います。

〜日本無線製味ぽんのまとめ〜
単体使用時：パケット通信費が定額であること以外は長所無し。問答無用の糞端末と言えよう。PHS黎明期のノスタルジックな気分にはなれるが。

PC接続時：単体時の不満を補って余りある通信速度。他には然したる長所無し。

総評：モバイル系PC所有者で、これまで32Kbpsや64Kbps(ドコモの@FreeDとか64Kbpsだったような)だったりして最低限に近い用事でしかネット接続していなかったような人も積極的にモバイルしたくなるような快適な通信速度。が、それ以外はどうしようもない糞端末。こんな、良くも惡くも機能的に偏った端末故、乗り換えには確固たる目的意識や機能面で思い切った取捨選択等をする心構えが必須。マリオ２ではマリオよりルイージ(２ではルイージはジャンプ力が大幅に強化された反面、操作性が犠牲になった。まともにプレイしたい輩は皆マリオ使ってた)使いだった人(私です)、アメコミヒーローではバットマンよりスパイダーマン(バットマンは変身前も青年実業家とかイケてるが、スパイダーマンは普段は冴えない学生)が好きって人(それも私です)向きかも(笑)

〜イグザンプラー〜
　さて、昨日の予告通り、「イグザンプラー」の生放送(配信)中のBBSに参加して参りました。生放送時のみの特典(？)で、本放送終了直後は金剛地さんがBBSを読みながらあれこれ答えてくれるLIVE映像(後で再放送分としてサーバに置かれた時はカットされてます)に切り替わるのですが、金剛地さんは私のコメントを読んで下さいました。超感激！死語だと思ってたけど、こういうのがインタラクティヴ・メディアなんだなぁ〜って思いました。通ならこのまま「鈴木タイムラー」も観てから寝るのですよ。

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