バンド(ユニット?)名は「yes,mama ok?」

金剛地武志

 昨日深夜、テレ朝を視ていたらiPod shuffleのCMが流れた。これはもしや入荷の合図か?そう思い、昼休みに銀座のアップルストアに。
「shuffleの入荷ってありました?」
「申し訳ありません。昨日、結構大量に入荷したんですが即日完売でして・・・」
CMは入荷日の前日に流せや、糞林檎めッ!

 因みに、林檎屋に入店した時、ポケットの中の京ポンはアマゾンに繋がっていた。あと1クリックでshuffleの予約をキャンセルできる状態で(笑)


 そんなワケで午後は仕事が手につかない。なんかヤラれた感が私を包む。うおぉ!こんな時は衝動に身を委ねるしかないッ!

 というコトで6ピンで有楽町のビックカメラへ。数年振りの機種変更である。とはいえ、ここ数年は退会と新規加入を繰り返していただけなんだが。
「現在ご契約中の端末がまだ10ヶ月未満ですので、更に9千円程かかってしまいますが・・・」
「知ってます。全部で2万いかないくらいでしょ」

 斯くして、己の信ずる最強を求めた結果、モバイル番長はカメラなし、解像度しょぼしょぼのストレートタイプPHSを手にしていました。そんなこんなで京ポンから日本無線味ぽんエアエッジフォンAH-J3003Sに機種変更して参りました。

 いやマジ悲しくなっちゃうね、この端末。それまで発売直後とか発売日に一般的な価値観での最先端端末に移行し続けてきた私。WINから京ポンにした時もショボさに愕然としたモンですが、コイツはそれらの比じゃないですよ、まぉう。一体何世代前の仕様だよって感じ。これでPC接続時128Kbps&体感速度UPサーヴィス(店員さんは一般的なサイトのブラウジングなら普通でも300Kbpsくらいに感じられるって言ってた)が効かなきゃ糞ですよク・ソ。“クーソーしてから寝て下さい”はナムコの昔のCMコピーね。関係ないけど(笑)現在まだデータのコンバートもやってない(なんせ手動ですから)ので実用ルポは後日。乞うご期待?

 時間を遡ること、機種変更に踏み切る数分前。店員をとっ捕まえようとしたらタッチの差で、同年代くらいの坊主アタマのサラリーマンに出し抜かれた。他の店員を・・・と思ったのだが、なんとなくソイツが気になったのでそのまま会話を聞いてないフリで隣のモックを弄る。
「えっと、一番速い端末が欲しいんですが」
「それでしたらコチラ(8×のヤツね)になります。256Kbpsにこちらのメガプラスというサービスを併用していただきますと体感で1Mbpsでます」
「そうですか、いくらぐらいかかるんですか?」
「コースにもよりますが、速いコースでしたら12,915円になります」

「年間利用料?」

コイツの幽波紋スタンドスタープラチナか!? 少なくともオレと店員は時間が止まったぞぇ。んで、店員が月額だって言ったらマジビビってやんの。電気屋での買い物なんて、云わば店員とのセメントマッチなんだから、何も勉強しないで行っちゃうのは危険だよなって改めて思った次第。いや、危険というより愉快か(笑)


 嘗て「テレバイダー」という番組があったことをご存知の諸兄がどれくらいいるだろうか。東京メトロポリタンテレビ(MX-TV)という超ローカル局で土曜の夜にひっそり放送されていた、ハイセンスでナンセンスなニュース系シュール番組だ。

 アンカーマン金剛地武志(最近はよくCMで見かけますが、本業はミュージシャンね。どうみても局アナっぽいけど)がリアルタイムで他局の番組の内容の速報を読む。
テレビ朝日で放送中の土曜ワイド劇場、“みちのく飯坂温泉 若女将が見た誘拐の意外な結末!”で動きがありました。現在、若女将による間抜けな推理が展開されています。」
とか、こんな感じ。金剛地のカミカミさと相俟って最高に乾いた笑いが展開されるのです。

 また、アンカウーマンの2人(寺田椿は最初から最後まで。もう1人は山田玲奈〜高橋リナ〜津島亜由子)が舌戦になっていつも金剛地がなだめたり、たまにキレられて後半ずっと「金剛地ぃ」って呼び捨てにされたり、モロに茶番ながら妙に笑わせてくれました。

 この番組、ネットを積極的に活用していて、生放送の間だけ参加できるチャット(よくサーバがダウンしてました)や掲示板(たまに荒らされてました)があったりして、番組観ながらリアルタイムで遣り取り(面白い書き込みがあると、お手伝いのマイナーアイドルみたいな女の子が読んでくれる)できて面白かったです。

 テレバイダー終了後、制作スタッフは場所をテレ朝の日曜早朝(朝の4時15分〜4時45分とかだったかな)に移し、「みごろたべごろ ナントカカントカ」という21世紀のウゴウゴルーガみたいな番組を展開。金剛地は体操のお兄さんとなって復活した電線マンと電線音頭を朝っぱらから踊ってました。番組のメインは小松政男師匠。途中で往年の名作“みごろたべごろ笑いごろ”の1コーナーの再放送(小松政男、伊東四朗キャンディーズのコント)があったりとかなり革新的。

 後にデンセンマンをフィーチャーする形で番組は「みごろたべごろデンセンマン」になるのだが、公式サイトで、「視聴率を測る機械を持っている人大募集」という告知(良識ある我々は100%シャレだってわかってましたけど)が、当時発覚した日テレ視聴率操作の一件と同じような扱いをされてしまい、1ヶ月で番組は打ち切り。金剛地のなぞなぞクンというシュールなキャラ(道行く一般人になぞなぞを出題し、答えられないと突然キレて放送禁止用語で罵倒しまくる)が面白かったのですが。

 もうこの番組の遺伝子は絶滅してしまうんだなぁなんて思ってたら、スタイルを変えて復活してました。やはり日曜早朝で「鈴木タイムラー」という番組です。本来のテレバイダー的エセ情報番組路線全開。スタジオのメインキャスターに津島亜由子(この人以前はやじうまワイドのメインキャスターやってましたね。実はフリーのアナウンサーです。実にかっこいいですね)、レポーターに金剛地武志という設定になってます。津島さんが慢性的にキレ気味で「オイ、現場の金剛地ぃ!」と呼び捨てだったりと相変わらずシュールで面白い。

 んで、先週知ったのですが、「鈴木タイムラー」以外に、同時進行的にテレバイダーの流れを汲む番組があったのです。その名は「イグザンプラー」なんと無料のネット配信番組です。ググったらすぐヒットしますよ。こちらは土曜夜10時から約1時間の“生放送”。生放送(配信)中だけBBSが作動したりとよくぞ無料でここまでって感じです。んで、生放送終了後は普通にストリーミングコンテンツとしてHPから観れるので生配信が受けられなくても安心です。明日のその時間は、ひょっとしたらBBSに私のHNがあるかも知れません(笑)

鈴木タイムラー オフィシャルセレクション Vol.1【職業編】 [DVD]

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トッドは真実のスーパースター

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