ボーズやミモーの旦那とも仲良し

 尿意と疑問ってヤツはいつも突然やってくるモンだ。swallow9氏のブログ(http://d.hatena.ne.jp/swallow9/20050131)読んでて改めて思った。

ヒップホップとラップってどう違うのだろう?

解っているようで妙に朧気な分水嶺。私なりに考えたところでは、
ヒップホップ:ライム(韻踏み)が優先したリリック。複数人で掛け合いすることが多い。
ラップ:言葉を音楽に乗せることが優先され、主にソロで活動するアーティストのイメージ。

ヒップホップ:RIP SLYME , ケツメイシ , SOUL'd OUT , KICK THE CAN CREW
ラップ:かせきさいだぁ≡ , Tokyo No.1 Soul Set , スチャダラパー 電気GROOVE(初期はそういう扱いだったので)等

 取り敢えず今回は「冗談じゃねぇ、こんなのどれも所詮歌謡曲」とか強引に斬り捨てるのはナシ。歌謡曲ファンに怒られますので。ん?

 あと、「いいと思うんですがちょっと好みとは違います」というものから「こんなの聴いてられっかよ」というあたりを強引にまとめる(どのグループがどうかは詮索しないように)と、キングギドラ , シャカゾンビ , ドラゴンアッシュ等はどれもヒップホップというカテゴリーに。

 そんなワケで自分の好みを鑑みると、ラップの方が好きらしい。ってか、かせきさいだぁ≡最高なんです。心地よい“放課後感”というか“夏休み感”というか、もうなんて形容していいモンか分かりませんが、先ずはベスト版からお試しあれぃ。

 かせきさいだぁ≡こと加藤丈文という人は、ラッパーである前に優秀な作詞家である。彼の言語感覚には、それまで「音楽なんて歌詞不要」ぐらいのコトを言っていた私を猛省させるだけの魅力があった、確かに。当初、“自称:松本隆の弟子”なんて言っていた加藤氏だが、交友のあるバンド、HICKSVILLEヒックスヴィルのアルバム「マイレージ」での作詞を通し、天才・松本隆本人と面識を持つことに。

 んで、気がついたら松本隆のHP内にスペースを貰ってたりして、名実共に弟子になってしまったみたい(笑)。そんなワケでラップから離れてポップスになりますが、HICKSVILLEヒックスヴィルもお奨めですね。真城めぐみ嬢の声がいいんです。

 さて、結局はかせき交遊録みたいな感じになっていくのですが、元ホフディランのシン・ワタナベイビーと組んだBaby&CIDERのアルバム「BACK TO SCHOOL」や前述のHICKSVILLEヒックスヴィルのギタリスト小暮晋也氏と組んだTOTEMROCKトーテムロックとか最近よく聴いてます。

VERY BEST OF かせきさいだぁ

VERY BEST OF かせきさいだぁ

BACK TO SCHOOL

BACK TO SCHOOL

TOTEMROCK

TOTEMROCK