前半か後半、一方だけ読んで戴ければ。そんな、内容です。

 起きて最初にしたことは「オーシャンズ11」の鑑賞。仕方ないでしょ、当時観なかったんだから。続編作るなんて思ってなかったし。

 さて感想。実によく出来ていて、興味深い映画ではある。その製作過程が。ジョージ・クルーニー、ブラピ、マット・デイモンジュリア・ロバーツアンディ・ガルシア・・・オレが知ってるだけでもこれだけの面子を拘束するなんて、一体どんな強行スケジュールだよって思った。いやぁ、通常の撮影並の拘束すら不可能じゃないかな。しかも彼ら以外にも10人近く主要俳優がいる訳だし。

 しかし、よくよく観たら、11人全員が同一フレームに納まってる場面は殆ど無かった。大勢で映ってても、後向いてる人は本人かどうか怪しいモンだし、第一今の技術なら同一フレーム内に合成で複数人登場させることだって可能っちゃ可能かもね。

 まぁ、それは強引過ぎるとしても、実際同一フレーム内に大概は多くて3〜4人程度。向き合って喋ってるシーンですら、科白毎にアップで1人を交互に撮影したものを繋げて、あたかも同一時刻に撮影されたものであるかの如きカメラワークに錯覚させている可能性大。いやぁ、編集の妙ってヤツだねぇ。思わず全員の出演時間の進行表作って、どんな撮影スケジュールだったのかを逆算しようかと思ったくらいですよ、まぉう。

 こんなコトを考えちゃったモンだから、ストーリーそっちのけで観ちゃったですよ。もう感心することしきり。世間の評価を全く意に介さない感想を書くのがモットーの私としては、或る意味名作の栄誉を与えてもいいかと思いました。う〜ん、公開時にちゃんと観に行っておくべきでしたと今更ながら反省。

 あと、ジュリア・ロバーツジョージ・クルーニーとのキスシーンで絶対口開けないし、キス自体が軽目。夫婦の設定なのにな。”そういう契約”なのかな?彼女はあまり好きな女優ではないので今迄注意したコトなかったけど、全作品通して”そう”なのか、相手がジョージ・クルーニーだからなのかが妙に気になるところ。余談だが、ソール役の爺さんは大滝秀治かと思った。


 さて、午前中に11を観たので、午後から12を観に行ってきた。

 さて感想。相変わらずよく出来ていて、興味深い映画だ。その製作過程が。ジョージ・クルーニー、ブラピ、マット・デイモンジュリア・ロバーツアンディ・ガルシアに加え知子(私のハートはストップモーション)、しかも今度はヴァンサン・カッセルにキャサリン・ゼタ=ジョーンズ様まで・・・オレが知ってるだけでもこれだけの面子を再度拘束するなんて、一体どんな強行スケジュールだよって思った。いやぁ、通常の撮影並の拘束なんて絶対不可能。しかも彼ら以外にも10人近く主要俳優がいる訳だし。

 しかし、よくよく観たら、11人(”12”だけど基本は11なんで)全員が同一フレームに納まってる場面は殆ど無かった。大勢で映ってても、後向いてる人は本人かどうか怪しいモンだし、第一今の技術なら同一フレーム内に合成で複数人登場させることだって可能っちゃ可能かもね。

 まぁ、それは強引過ぎるとしても、実際同一フレーム内に大概は多くて3〜4人程度。向き合って喋ってるシーンですら、科白毎にアップで1人を交互に撮影したものを繋げて、あたかも同一時刻に撮影されたものであるかの如きカメラワークに錯覚させている可能性大。いやぁ、やっぱ編集の妙ってヤツだねぇ。思わず全員の出演時間の進行表作って、どんな撮影スケジュールだったのかを逆算しようかと思ったくらいですよ、まぉう。

 こんなコトを考えちゃったモンだから、またもストーリーそっちのけで観ちゃったですよ。もう感心することしきり。世間の評価を全く意に介さない感想を書くのがモットーの私としては、或る意味名作シリーズの栄誉を与えてもいいかと思いました。う〜ん、公開時にちゃんと観に行って正解。

 あと、ジュリア・ロバーツジョージ・クルーニーとのキスシーンで絶対口開けないし、キス自体が軽目。相変わらず夫婦の設定なのにな。やっぱ”そういう契約”なのかな?彼女はあまり好きな女優ではないので今迄注意したコトなかったけど、全作品通して”そう”なのか、相手がジョージ・クルーニーだからなのかが妙に気になるところ。余談だが、ソール役の爺さんは、とうとう大滝秀治に摩り替わってた。あ、ネタバレすみません(笑)

 そういや、ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ様といえば最近だと「ディヴォース・ショウ」ですかね。この作品を意識した遣り取りとかあっても面白いんじゃないかと思ったりもしたんですが。どうせ皆、歌舞伎の顔見世興行的なニュアンスでこの映画を享受するつもりなんでしょうから、これくらいの遊び心は逆にあった方がいいような。テス役のジュリア・ロバーツが、作中の現実世界でのハリウッド女優ジュリア・ロバーツに変装するなんて、なんとも脱力なトリック(?)よりは全然マシでしょうから。

 比較対象でもなんでもない作品かも知れないが、何故か「ハリウッド的殺人事件」をフと思い出してしまった。あ、比較するならどちらかというと「死亡遊戯」の方が適役でしょうか。編集の妙ってコトで。

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