いつもの感じの格好でしたよ。いつもの。

こんなカンジ

 起きたら午後。微妙な時間なので髪でも斬られに行くことに。知り合いの店は同じ千葉市内。直線距離にしたらそう遠くない筈なのだが、微妙に交通手段がアレなので(京成〜新京成〜JR〜バス)1時間半かかった。

 途中、ガラガラの京成線車内で高校生と思しきカップルが4人分の席を占有していた。人が増える前に降りて行ったが、彼も彼女も混んできたら席を詰めるつもりだったのだろうか。俺なら・・・。

 京都で予備校に行っていた頃、梅田のLOFTまで買い物に行ったコトがある。利用した線の名前も覚えてないが、JRではなかったと思う。寝ていてフと眼が覚めたら、俺が坐っている席以外が消失していた。途中から通勤時間に差し掛かったようで、その時間は座席を収納して車両収容人数を増やさなくてはならないというローカル・ルールだったらしい。が、オレはそんなコト知らない。いや、その瞬間に覚ったんだが。

 全てを理解したオレは、それでも腕を組んで坐したまま。周囲の冷たい視線を気合で撥ね退けて大阪まで行ってやった。己の中で、途中で気づいてそそくさと席を立つ行為の気まずさ具合が、そのまま坐り続ける格好悪さを上回ってしまったのだな。ま、オレは道徳家ではないので。幸運にもかなりの部分で道徳的観念と己の美学の一致があるというだけだ。とはいえ途中から急に態度を改めるのがイヤなだけなので、その後かなり長きに亘って、初めから席に坐らないようになる。極端だな、俺(笑)

 新幹線とか特急の指定席で本人が来るまで坐ってる輩が居るが、どけばいいんだろって感じがプンプンしてマジ死ぬほど嫌い。指定席をとった区間中は、本人がたとえ来なくとも指定をとった人間のためだけの座席の筈。「列車がこの駅に停車してから私が席に来るまでの十数秒、テメェは一体どういうつもりでここに坐ってたンだ?」と言いたいところ。だからオレはどんなに車内が空いてようが自分で指定した座席以外には坐らないことにしている。

 1つ思い出した。正月明け、実家から帰京するのに、先ずは米原まで特急に乗らねばならないのだが、いざ坐ろうと思ったら俺の指定座席は見知らぬ家族3人の団欒の中にあった。既にガキと母親の席と向かい合わせ状態になるよう父親によって180度回転が加えられていたのだ。新年早々の罰遊戯ですよ、まぉう。

 言いたいことは山程あった(180度回転させてるんだから本当は俺の席はこっちじゃねぇだろ、オイ!とか)が、大人しく着席。あれれ、団欒がLOSTしているぞ。ってか通常なら空気すら読めないようなガキすら黙りやがった。

おぢさんはそんなに怖い風貌ですか?

 けっ、俺に断りもなく独断で座席回転させてるからこーなるンだよ、おっさん。団欒やりたきゃ3人でも4席分のチケットとっとけや。

 話を戻す。帰りにダイエーで3足900円の靴下を9足購入。外見からはよく判らないが、歩き方が少し変則気味(靴音で私だと判るらしい。社内で皆に言われる)らしく、かなりハイペースで靴下に風穴が開く男なのだ、指部分じゃなくて踵の上方あたりに。高い靴下は履き心地が全然違うんだそうだが、そんなコト言われても困るよ。堅牢度が違うってんなら買うけどさ。

 JR○○駅までのバス車内。2人掛け席の中心から1ミリもハミ出さないぐらいのキッチリさで坐る。バスそのものはどんどん混んできたのに俺の隣の席だけ空いたまま。立ってる人いっぱい居るのになぁ。

ボクはそんなにおっかない風貌ですか?