本日”ティン!!!!”なし

ふかわりょう

 レンタルビデオショップで「ローマの休日」を借りようとして、同じく借りようとした見知らぬ異性と手が触れ合い、そこから恋愛に発展するというのがこの国で最も多い男女の出会いであると言われている。

 池袋で残業を終えて帰宅途中のコンビニで、これと微妙に近いシチュエーションに遭遇することになるとは思わなかった。烏龍茶とポテチをレジで精算しようとしたら惡そうなあんちゃんと同時に品物を出してしまい、お互いに譲り合い(結局オレが先に払った)。「レンタルビデオショップ」でなく「コンビニ」、「ローマの休日」でなく「レジ精算の順番」。殆ど同質の事象だと言えるだろう。大きな差異があるとするならば、恋愛に至らなかったコトくらいか。


 フとしたはずみですっかり忘れていた記憶が蘇る事って、あるよね?京成線に乗っていて、シートン動物記の中の「狼王ロボ」のコトを思い出した。当時はタイトル聞いてもうワクワク。死んで改造手術を受け、ロボットとして蘇り惡と闘う狼の話だと読みもしないで勝手に妄想してた。普通(?)の狼の話だと知ったときはショックだったなぁ。まさかロボなんて名前の狼が居るとは思わないモン。


 本日の内Pはフェンシング。小学生と対決するため、先ずはお決まりの先生(アテネ五輪日本女子代表)とのハンディキャップ対決。先生の剣の刃が”ありえない”形状(又は物)になっている訳だが、ドアノブ剣(笑)とかはどうでもいいとして、超ショート剣の時に「チャンスだぞ」で超ロング剣の時に「こりゃムリだな」というのは全く逆だろと思った。真剣や剣道とは違い、フェンシングは”突き”しかないんだから。

 明らかに相手の技量が上の場合は非常識な長さの刃を持たすなら短いものより長いものを持たせた方がまだ勝てる可能性がある。突きのみで闘う場合は特にそうだ。ちょっと考えれば解るコトなんだけどね。だからワンピースでゾロと鷹の目ミホークが対決する場面シーンって実は読者が思ってる程ハンディキャップにはなってないんだよなぁ。。。