上がってこい、ヤス〜っ!ってずんのやすかよ(んなこたぁないか)

倉岡銀四郎(風間杜夫)

 「蒲田行進曲」を今更観ました、しかも今回が初見という(!?)。内容云々と云うよりも昔「ウッチャンナンチャンやるならやらねば」でコレのパロディやってたけど、アレってすげぇ似てたんだなぁってやっと解った(爆)。あと松坂慶子が若くてキレイだったので驚いた。オバさんになってからしか知らんのでね。しかし、銀ちゃんの美的センスは圧巻。あぁはなりたくないものだ(笑)


 何故か続けて「新幹線大爆破」も観ました。時速80k以下になると爆発するようにセットされた爆弾を抱えたまま疾走する新幹線ひかり109号。そうこのアイデア、94年「スピード」の実に19年前の作品だと思うと脱帽です。が、犯人側と警察側(交渉役)と国鉄側が実は三つ巴なんだけど噛み合ってないのが観てて何とも隔靴掻痒な感じ。

 このテの作品では先ず犯人側と警察(鉄道警察)側の2つの対立項のみを立てるべき。でないと焦点がぼやけてしまう。また、できれば中盤、何らかのカタチで犯人と刑事が直接対峙するような場面があるといい。でもここでは捕まえられない(犯人に逃げられる)方がクライマックスで面白くできる。んで、最終的に黒幕が警察幹部だったりするのが流行のパターンだが、最近ではかえって意外性を感じられない程に手垢のついたパターンになってしまっているような。。。以上ここ10数年の犯罪アクション映画の代表的プロットでした。但し、刑事が主役である場合の作品でね。

 「新幹線〜」の場合、主役は犯人の高倉健で裏の主役が宇津井健だと思うんだけど、実質この2人の間で交渉するのは警察(鈴木瑞穂)だったりしちゃうので、なんだかな〜・・・って阿藤快はでてませんケド(笑)


 テレ東「午後のロードショー」来週はチャールズ・ブロンソン特集だそうで。「う〜ん、マンダム」の人です、一応説明。んで、その特集の告知CMに誰あろうブロンソンズの2人が出てた。まだ活動してたのね。「宝島」が「宝島」だった頃(出版元が宝島社ではなくJICC出版だった頃)の誌上でしか見た覚えないユニットなんだけど(笑)。因みにブロンソンズってのはチャールズ・ブロンソンの【漢】っぷりをリスペクトして、みうらじゅん田口トモロヲが組んだユニット。CD出してた筈。結成はもう10年以上前かな。

 そういや昔、日テレ「私立探偵 濱マイク」第1話の放送日、やはり「午後のロードショー」で元ネタである「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」放送してみたりして、ホント好きだよテレビ東京


 奥田民生のニューアルバムとKOSEのファンデーションのコラボCMが小賢しい感じ。ついつい観てしまう自分がイヤだ(笑)