VAIO pocketの立場って・・・

iPod VS NW-HD1

 4時半起床で5時12分の電車に乗る。そうするとなんとか6時半の東京発の新幹線に間に合う。のだが、起きたら7時。目覚ましは鳴ったようだが起きなかったみたい。部長と10時に福井で待ち合わせ・・・には間に合う筈もなく。。。
オレ:「おはようございます部長」
部長:「もう着いたのか?」
オレ:「いえ、それが・・・私まだ東京駅に居るんです」
部長:「あ゛ぁ?」
オレ:「販売員の面接はお願いします。私別件で打ち合わせしたら富山に移動して打ち合わせして羽田に飛びます」
部長:「あぁそう。わかった(明らかに不機嫌)」

 てなワケで急遽一人旅単独出張をしてきました。どうも僕です。だめだなぁ、今週は日曜からハードな出張してたからなぁ。体が週休2日仕様になっちゃってるみたい。。。


 東京→米原間の新幹線車内、フと通路向こうを見ると女性が音楽聴いてる。あ、プレーヤーはiPod miniだ。「アップル製品史上最も女性に受けた商品」なんだそうで、なるほどキュートな外観は納得。

 そんなiPod mini(及びiPod)と何かと比較されているのがSONYネットワークウォークマンNW-HD1だ。内蔵している20GBのHDDはストレージデバイスとしても利用可と、なかなか流行は押さえてあるんだけど、対応してるのがATRAC3とATRAC3plusだけというのだからたまらない。この汎用性の無さがSONYの傲慢さそのものか(笑)。appleiTunesなんてサーヴィス精神旺盛過ぎるくらいのソフトらしいぞ(使ってないケド)。

 ただ、非常に許せないのが、知識なき一般人に対する詐欺にも近いSONYの売り文句。iPod mini、NW-HD1共に内蔵HDDは20GB。なのに方やiPod miniは「5000曲」、方やNW-HD1は「13000曲」入りますという。何故だ?

 坊やだからさ基準にしてるビットレートが違うからさ。CDからリッピングしたデータ(WAVE)をMP3なりATRACなりで「鑑賞」するために圧縮する一般的なビットレートは128kbps(因みに私は192kbpsでバックアップしますが)。この数値でキチンと曲数を出したのがapple。だから20GBには5000曲「しか」入れられない。一方SONYは13000曲「も」入りますと言いたいのだろう。ただしこの場合のビットレートを逆算すると、なんと48kbpsということになる。誰がそんな低音質で聴くかっての。モノラルのAMラジオじゃあるまいし。。。

 なんていうかこういうのが近年のSONYの厭らしさだと思う。一応アンチソニーなんて言ってるケド、実際は別にそういうのはない。「いい」と思えたものなら買うよ。type Uでキーボードをデタッチャブルにした発想には敬意を表して購入した。でもMS(マイクロソフトでもモビルスーツでもありません。メモリースティックね)使うのは死んでも嫌なんで無理してCFスロットをSD専用にして使ってる程の頑固者でもある。そんな私は思うのですよ。こんなことで「ウォークマン」という素晴らしい遺産の名を汚してしまうのは勿体無い、と。

 かく言う私のポータブルMP3プレーヤーは1万ちょっとで買った韓国製。単3電池1本で50時間以上聴けるところがイイ。HDD内蔵系は実際に中で円盤が廻ってるワケだから消費電力が桁違いなんだろうねぇ。容量は、内蔵128MBに256MBのSD挿してます。50〜60曲(192kbpsだから)で充分だって。


本日の1曲:忘れられない日々/ガガガSP
曲は悪くないということを発見した。どうやら俺はコザック前田のビジュアルが嫌いなだけだったみたい。「僕は君と被さった夏をいつまでもただ覚えています」か。「被さった」っていう表現の拙さが素晴らしい。