未熟!未熟!未熟千万!(by東方不敗マスター・アジア)

スタン・ハンセン

 自分の仕事、他人の仕事の手伝い(入院中フォローして貰ってるから断れません)、部門全体の仕事・・・色々あって今週は毎日倉庫までいかにゃならんようだ。んで、今日は1時間近く早く出勤してしまった。始業まで時間があるのでGガンダム(第39話)を鑑賞。観終わって、PCを「スタンバイ」状態に。

 帰宅途中。高砂でやっと座れた。PCの電源ボタンを押し、スタンバイ解除・・・の筈が、なんかおかしい。こりゃ休止状態からの復帰じゃないか。しかも、起動した途端に休止状態になってしまう。これを何度か繰り返していたら、遂に電源も入らなくなってしまった。まるでバッテリが切れてしまったかのように。。。

 ところが、帰宅してVAIO type Uをポートリプリケーターにセットして電源を入れたら、まるで何もなかったかのように起動。暫し脳内が「???」だったが、フと思い立って電源オプションを開いたら全てが解った。バッテリメーターが2%になっていた。つまり、帰宅中にウンともスンとも言わなくなってしまったのは、本当にバッテリがあがってしまったから。また、休止状態ループ現象についても、バッテリが5%を切った場合にPCは休止状態に移行するように設定されていたのだから正常に起動しなくて当たり前。

 しかし何故、バッテリがあがってしまったのか?30分アニメを1本観ただけだ。あと2時間半は問題なく動く筈なのだが・・・。果たして、その答えはPCの終了オプション、「休止状態(ハイバネーション)」と「スタンバイ(サスペンド)」の違いにあった。この2種類を使いこなしてこそ一流のモバイラーなのですよ。

〜説明しよう(自分に言い聞かせるように)〜
 休止状態とは、HDD上にメモリの内容を退避してから、メモリを含む各デバイスの電源をOFFにするモードのコト。そのためHDDには、搭載メモリとほぼ同じ容量の休止状態用のデータ退避領域が確保される。スタンバイ状態とは異なり、完全に電源オフと同様の状態となるため、ノートPCのバッテリ駆動でも休止状態を維持し続けることが可能(バッテリの電力は消費されないから)。しかし、メモリの内容をHDDに退避したり、読み出したりしなければならないため、その分だけ休止状態への移行や復帰に時間がかかる。

 スタンバイ状態とは、グラフィック機能やHDD、その他デバイスの電源をOFFにすることで、消費電力を抑えるモードである。但し、メモリには電力が供給され、実行中のデータがそのまま保持されるため、電源ON/OFFと違って作業を中断した状態からの再開が可能。しかも、復帰も数秒程度と、休止状態に比べ格段に速い。


 確かにスタンバイにしておいた方が何かと便利だ。しかし、長時間のスタンバイは危険。メモリへ電力が供給され続けるということを忘れてはならない。さもないと・・・そう、今日の私のようにPCのバッテリを使い尽くしてしまい、いざ使いたい場面で泣きをみることになるのだ。

 ところで、本日の写真・・・「スタン」しか合ってないですね(汗)。